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Live Report ライブレポート 2003

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2003.11.8
メレンゲ



こんなこと書いたら怒られる?笑われる?1曲目の「ふきのとう」という曲を聴いた時に「うわぁー、“ふわふわ”だー」って感じたのです。だから“メレンゲ”?バンドの雰囲気とかスキなものとか、目指してる事とか、そんなものがチラリッキラリッっと見える1曲でした。この日の編成はメンバー3人(g,vo/b,cho/dr)にサポートでギターとキーボードの5人でした。声質のせいなのでしょうか? POPな曲でもどこか淋し気な感じ。甘酸っぱいとか、切ないとかそういう言葉を連想させる曲が続きます。MCで「今の季節にぴったりの曲」と紹介された「初恋のオマケ」という曲では、冬の白いイメージが浮かんできました。この人たちはとても素直な人たちなんだなって、思わずニコニコしてしまいました。「ワンマンなので・・・」ということで、久しぶりな曲を披露した後、アコースティックコーナーへ。メンバー3人で「ムカデノエキ」、サポートギターとキーボーディストがアコーディオンに持ち替えて「春雨の午後」、こういうのもありでしょ?なカバー曲はスピッツの「仲良し」。お客さん、ちょっと盛り上がり過ぎ?息を切らしながらの後半は、新曲「夕凪」を含めたUP目の3曲。そして、アンコール。全14曲、いろんな“ふわふわ”を体験しました。MCでもそうでしたけど、ワンマン=自分達だけを観に来てくれているという事実にすごく普通に、かっこつけたりしないで喜んでいる姿がとても愛らしかったし、新鮮でした。うれしそうな姿を見て、こっちもニコニコでした。普段の生活の“トゲトゲ”を“ふわふわ”が包んでくれました。
(撮影/岩井瑞香、文/元井牧子)
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