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Live Report ライブレポート 2004

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2004.1.15
"不思議な正月の夜 vol.2"
サード・クラス/知久寿焼/ワタナベイビー/スカーフカー


スカーフカー

サード・クラス

知久寿焼

ワタナベイビー

サード・クラスpresents"不思議な正月の夜 vol.2"。はじめに登場したのはスカーフカー。2曲目の歌が聴こえるまで、なぜだかすごく緊張。メンバー全員があまりにも真剣だったので、その気迫に圧倒されたというか。だから、歌を聴いてものすごくホッとしたのだ。そこから急に空気がやわらいだ気がする。どこか懐かしくて、ちょっと淋しい気持ちを思い出させるメロディー。時間を忘れて遊んでいた頃の夕暮れの感じかな?「ひばり」という曲でささやくように、物語を伝えるようにうたうボーカルがとても印象的だった。2番目にひとり、ウクレレを持って現われたのは知久寿焼さん。声が持つ力の大きさを感じた。こんなにシンプルな編成でここまで想像力をかきたてられるんだ。3曲目からスカーフカーでバイオリンを弾いていたムトゥさんが参加。5、6曲目はスカーフカーも全員参加。たまの曲で有名な「ロシヤのパン」を披露し、盛り上がったところで最後の曲「夜の音楽」。キレイで悲しくて胸が痛い。最後まで声に気持ち良く翻弄された。3番目に登場は本日の主催者、サード・クラス。さっきまでのふんわりムードとは一変、エレキギターがガツンとくる。まずはお客さんを巻き込むようなアップテンポの曲でつかんだ後、しっとり目の「おぎなう」。「深呼吸」は広い草原をイメージさせるような広大な感じのする曲。そこで一息ついたあとは、たたみかけるような曲が続き、見てる方も走り出さずにはいられない! 主催者が熱ーく盛り上げてくれたところで、最後に登場はワタナベイビー。バックにはサード・クラスのメンバー。3曲目「スマイル」で場もあたたまったところで、未発表曲の「真っ白な時間」「恋のメロディー」を披露。両方とも恋する切ない、けど楽しい気持ちを歌ったかわいらしい曲。あれ、もう終わりなの? って感じで、最後の曲。ゲストに50ccの森くんが登場!笑わせてくれる。アンコールは今日2回目の「スマイル」。本日の出演者にプラス、ゲストの森くん、TOMOVSKYも参加してのにぎやかであたたかーいアンコールだった。タイトル通り不思議で、あたたかくて居心地の良い夜だった。
(撮影/岩井瑞香、文/元井牧子)
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