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Live Report ライブレポート 2004

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2004.5.20
"デリシャス バンプ ショウ!!"
the pillows/TOMOVSKY/noodles


noodles

TOMOVSKY

the pillows
2日間連続で行われた、the pillows山中さわお氏による“デリシャスバンプショウ!”の2日目。外は台風が近付いているのに何なんだ?この熱気は?ステージに掲げられたトレードマークが一層イヴェント感を盛り上げる。まずはさわお氏が客席に気合いの一発!そこに現れたのは正にデリシャスな“noodles”。女の子バンドって構えがちかもしれないが、彼女達の音はポップなのに底の方から響くんだな。骨太なサウンドに絡む艶やかな歌声は魅了されて仕方がない。途中披露されたカバー曲“BAZZCOCKS”はnoodles色でおいしかった。続いては歌う38歳“TOMOVSKY”。あえて“トモ君”と呼びたくなるくらい親しみのあるハッピーなステージングはトモ君にしか生み出す事のできない唯一無二の空間だった。本日の課題曲だったという“円盤”のコーラスもサポートのサード・クラスと息はバッチリ。38歳の直球な唄たちは、深く胸の奥に入り込んで考える力を与えてくれるのだ。トリはもちろん、本日の主催者“the pillows”。彼等の奏でる音に合わせて、待ってましたとばかりに会場中が飛び跳ねる。笑顔で隣同士、手を叩きあい、会場には大きな幸せという一体感が広がっていた。彼等の楽曲、演奏、そして音楽への意識が為せる一体感。久々だという“Beautiful moring with you”、通称“BMW”(笑)は、さわお氏の歌声の持つ説得力を引き出し、思わずワンフレーズごとに噛み締めてしまう。鳴り止まない拍手は会場から彼等への愛である。the pillowsの皆様、素敵な2日間をありがとう、そして15周年おめでとう。おかげさまで台風も消えちゃったよ。
(撮影/岩井瑞香、文/だるまっち)
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