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Live Report ライブレポート 2004

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2004.10.1
"music is life. life is music vol.13"
the pillows/THE COLLECTORS


the pillows

THE COLLECTORS
10月1日はCLUB Que10歳の誕生日。11年目がスタートする日。つまり1番手のthe pillowsは11年目の1番手でもあるわけだ。この役割を果たすのにこれ程ふさわしいバンドは他にいないだろう。記念すべき1曲目には対バンのTHE COLLECTORSへのリスペクトを示すように『7days a week』を持ってきた。いつもは兄貴分的な存在の彼らも、今日はまるで走り出したばかりの若手バンドみたいな勢い。「Queでは初めて」というトップバッターだったことや、大好きなTHE COLLECTORSとの共演だったこと、いろんな思いが混ざり合い、新鮮な音となって現れていた。Queの出演は2度目と少ないが、THE COLLECTORSも記念すべき日に観られることが本当にうれしいバンドだ。もう、貫録という言葉は彼らのためにあるとしか思えない。ギターもろとも客席に飛び込もうかという古市コータローさんはカッコ良すぎるし、1曲目にやった名曲『世界を止めて』はライヴが終わった後も頭の中でオールリピートだったくらい。『7days a week』のお返しでは先輩の威厳たっぷりだった。MC中にカルトクイズが飛びだしたりして、おこること全てがエンタティメント。アンコールでは、すっかり1ファンになって客席で観ていたthe pillowsのさわおさんまでステージに上げてしまった。「ヒートウェイヴやらない?」と軽い感じの提案から豪華共演が実現。この時のさわおさん、自分のライヴの時より弾けてたなぁ。本当に楽しくてうれしくて仕方がないという気持ちがフロアにまで伝わって、観客の笑顔も弾け飛んでいた。Queの誕生日にふさわしい華やかな夜だった。
(撮影/岩井瑞香、文/輪千希美)
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