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Live Report ライブレポート 2004

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2004.11.25
"打楽器レッスン#3"
BANK$/the ARROWS/nitt
opening act>エレキベース


エレキベース

nitt

the ARROWS

BANK$
『打楽器ドロボウ』というフリーペーパーを作っている可愛らしい女の子達が、フリーペーパーから飛び出して生音を届け始めた企画が、今夜の『打楽器レッスン』。3回目の本日も、入場と共に手の込んだ冊子が配られ、早速イヴェントへの愛を感じてしまう。温かい空間にパレードのごとく客席側から登場したのは、遊園地のようなワクワク感を与えてくれるエレキベース。ハットを被り、笑顔でマイペースに奏でられる英詩のhappyサウンドに胸が躍り出す♪ 素敵なオープニングである。今夜は転換中に次のバンドのPVが流れているのだが、nittの前には「雨男傘もささずに」が流れていた。nitt本編のライヴも同曲からスタート! 何回も流れていた曲だけに、客席のテンションも上がる。唄力はもちろんながら、ポップながらも感情が外を向いているから、こんなに心地よいんだろうな。続くはthe ARROWS。ディスコ調のリズムに、身を任せられるダンスチューンがきらめく。ARROWSサンタから届けられたクリスマスプレゼントは、アコースティックな「うわさの彼女」。冬に暖たまる、しっとりARROWSも良いなぁと、坂井氏の唄に聞きほれたりする。トリは小宮山雄飛率いるBANK$。時間が押しているとの事で、いつになく駆け足MCながらも、前半はキーボードの曲でポップにしっとりと、後半はハンドマイクで「KlCK IT!」まで熱いエンターティメントを繰り広げる。ラストには、コンピCDに含まれているエレキベースとBANK$のセッション曲が披露されて、2バンドの楽しそうな姿が微笑ましくなってしまった。エレキベースが最初と最後を占めておいしいとこ取りだったけど(笑)、みんなが笑顔でいられた一夜だったんじゃないかな。パレードが終わっちゃったみたいで、今はちょっぴり寂しいけどね。
(撮影/岩井瑞香、文/だるまっち)
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