2004.12.31 (1部)
山登り未経験をカミングアウトしたキャプテンストライダム、「2004年最後の山登りを始めたいと思います」の第一声により幕を開けたQue’s Count Down 2004 第一部。外には雪が降り積もり、ほぼ全てのバンドが「お足元の悪い中…」と結婚式さながらのMCをかます悪天候だったにも関わらず、ここCLUB Queには物凄い数のお客さんが集結。ダブルオー・テレサの軽快かつ疾走感あるグルーヴと、ボーカル植木の破天荒なパフォーマンスに早くも巻き込まれていくオーディエンス。引っ掻き回されたフロアを、透明感ある声で潤してくれたnoodles。次々に沸きあがる黄色い声援が人気の高さを物語っていたSepa。ルースターズ「やりたいだけ」のカヴァーが最高にイカしていたGRiP。こんなに体温を感じる唄を歌える奴らには滅多にお目にかかれないと、純粋に感動させられてしまったセカイイチ。最後に演奏された「冒険」から、今後の活動に対する決意や覚悟を強く感じたハックルベリーフィン。そしてついに真打ち、the pillows登場。歓声と拳が次々にあがり、これまでのライヴが前哨戦だったかのような勢いで、見る見ると一体化していくステージとオーディエンス。彼らのライヴを目にする度、これ程ファンと理想的な関係が築いているバンドが他にいるだろうかと思ってしまう。the pillowsはファンと共に成長し、これからも歩んでいくバンドであることを再確認した。最後に、出演バンドの皆様、お足元の悪い中CLUB Queに集まっていただき、誠にありがとうございました。ちょっと言ってみたかっただけ。"Que's Count Down 2005 ~PRIMARY DRIVER VIEW~" the pillows/ハックルベリーフィン/GRiP/Sepa/ダブルオー・テレサ/noodles/キャプテンストライダム/セカイイチ
(撮影/栗田かな、文/宮本貴子) ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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