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Live Report ライブレポート 2005

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2005.1.28
Unlimited Broadcast




Unlimited Broadcast“春夏秋冬レコ発ツアー”ファイナルはローディー樋口氏の弾き語りから始まった。ビンビール片手に味のある歌で客席から手拍子と笑いをとっていた。その後前説まで入って、やっと現れたアンリミはいきなりすっげーテンション! 1曲目からクライマックスのようなスピードで飛ばしまくる。途中で客席にボールを投げたり、井垣さんがアコギに持ち替えたフォークコーナーでは「みんなの声が聞きたくて、耳おっきくなっちゃいました~!」という小ネタまで披露。MCの時もあおすじ立てっぱなし。どこまでも止まらないんだよ、この勢いは! でも、魂の入った歌は勢いに流されることなく、こちらにビシバシ届いてくる。聴いていると、嫌なこととか悩みとかあっても忘れてしまうくらいだ。フォークコーナーで「昨日作った曲」のサビ“Thank you for the Music~”を、初めて聴くのに、いきなり会場中で合唱させてしまうのは、アンリミがやっていることがしっかりお客さんに伝わっているからだ。「20曲用意してきました~!」というライヴはまだまだこれからが佳境。まったりタイムが終わった後はすぐさま元のペースへ。フォークコーナーで乾いたメンバーのシャツが汗で再び染まるまで、長くはかからなかった。後半はアンリミのライヴはただ楽しいだけじゃないことを証明するような、胸にグッと来る選曲。「音楽っていいね!」と、改めて言葉にしたくなった。ステージ上からフロアまで走り、飛び続けたアンリミの勢いは2度のアンコールが終わるまで途切れなかった。おまけに最後はEIJIさんのアカペラ『涙のリクエスト』まで聴けて、もう大満足。良く笑い、良く唄って、たくさん感動をもらったライヴだった。
(文/輪千希美、撮影/岩井瑞香)
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