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Live Report ライブレポート 2005

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2005.8.29
"CONVERSE ROCK 3DAYS"
JERRY LEE PHANTOM
29日>吉村潤 30日>KOOLOGI 31日>THE NEATBEATS


JERRY LEE PHANTOM

吉村潤
走り続けた3日間だった。ステージもフロアも。セットリストは日ごとに変わっていたけれど、思いっきり踊れる曲が次から次へと流れてくる選曲。足が止まることがなかったように思える。夏の終わりに開催されたJERRY LEE PHANTOM "CONVERSE ROCK 3DAYS"。外は少しづつ秋を感じられるようになっていたけれど、この3DAYSのQueは真夏と同じくらいの暑さがあった。夏祭りのように吹き鳴らされるホイッスルに、"This Boring Rock"や"The Clash"で感じた曲の力、いつにも増して高く大きくジャンプするVo.小井出ヒサシ。これで熱くならない訳がない。バンドがどんどん大きくなっていくように見えて、毎回次の日が楽しみになった。1本1本が違うライヴだったけれど、どの日も同じようにJERRY LEE PHANTOMの匂いを感じることができた。毎回披露された新曲にも"踊れるJLP"満載。初めて聴く人達だって自然に踊りだすくらいだった。新しいこともやって、だけれど芯になっているものは変わらない。それを感じるから、このバンドにどこまでもついていきたくなるのだ。 今回のイヴェントは対バンも素晴らしいメンツが揃っていた。心地よい声でアコースティックセットも見せてくれた吉村潤、KOOLOGIは一本気な音とブルージーな歌声で観客をトリコにしていた。3日目に登場したTHE NEATBEATSはいつも通りのロックンロールといつも通りの軽快なMCで、最終日を華やかに飾ってくれた。こんなに素敵なバンドとJERRY LEE PHANTOMを一気に観られたのだから、本当に贅沢だ。3日目のMCで「一度も疲れたなんて思わなかったぜー!」と叫んでいたのはウソではなかったと思う。上がったテンションも溢れる熱気も楽しいダンスも、全部が途切れることのない3日間だった。
[撮影/鈴木恵、文/輪千希美]
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