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Live Report ライブレポート 2005

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2005.10.9
"CLUB Que 11th Anniversary FES. ELEVEN ROUNDS of GROUNDS"
怒髪天/Zi:LiE-YA/パイナップルフリーウェイ


怒髪天

Zi:LiE-YA

パイナップルフリーウェイ
まずはパイナップルフリーウェイ。客席よりvoシンが登場し、お祭りが始まったかのように『VSGG』から盛大にスタート! 今夜もストレートに響く楽曲が心を躍らせフロアを揺らし、観客を笑顔にさせる。ライヴが進むにつれ熱さを帯びてゆくステージに魅了された。続いて怒髪天! お馴染みのSEが鳴った瞬間、会場が湧き観客の呼吸と手拍子がバシッと噛み合い「同志」の温かい空気に包まれ、増子が登場し更に歓声と握拳が上がる。『欠けたパーツの唄』で幕開け! 熱い想いと共にステージとフロアが1つになり『夕暮れ男道』で更に加速し、3曲目『ロクでナシ』で最高潮!MCでも観客の心を鷲掴みの増子。「もう我慢できません!」と11月2日発売のシングルに収録されている『望郷ドラ息子』を何と初披露! イントロが流れた瞬間の懐かしさ漂う旋律に、感情を詰め込み唄い上げるボーカルと胸に沁みる言葉、情景浮かぶ演奏の融合に落涙。終盤に『酒燃料爆進曲』『実録!コントライフ』と、会場全体が圧倒的な一体感で創られ“人と人との繋がり”を強く感じた。“生き様”を熱く表現する心の唄は、今夜も深い感動を届け人生についての“大切な何か”をも感じさせてくれた。トリを飾るはROCK界に偉大な足跡を残す、日本屈指のヴォーカリスト“菊”こと柴山俊之率いるZi:LiE-YA。“ロックの真髄”が放たれる夜、ステージには莫大なエネルギーが漲っていた。1曲目『ジライヤ』から脳天直撃! 4曲目『Kissの味』まで間髪入れず、凄まじい演奏と圧巻のステージが会場を包み温度を更に上昇させる。メンバー紹介を挟み新曲『明日への誘い』サンハウス時代の名曲の『夜は恋人』と次々に続け、アンコール含め全13曲! さらにサンハウス・ナンバーも数曲披露され、積み重ねてきた偉大な跡を辿るような隙の無い完全なライヴに惹き込まれ身を委ねては、ロック道へのこだわり、“美学”を肌で体感した夜だった。
[撮影/大津貴子、文/清水瑠里子]
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