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Live Report ライブレポート 2005

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2005.12.11
"splash"
noodles



noodles 2005年最後のビッグイベント”splash”の幕開けは『ivy』から。曲が終わるごとにyoko氏から届けられる「ありがとう」の言葉。温かさ、優しさが溢れるステージは会場の温度を確実に上昇させてゆく。透明感ある優しいヴォーカルと芯の強いギターサウンド、包み込むようなベース、二面性を持ち合わせたドラムが融合し描かれる独特の世界観。それはとても繊細で感情の起伏をもサウンドに表現する。MCで yoko氏は、Pixiesのライヴに足を運び「音楽で感動して泣いたのは久しぶり」と素直な気持ちを語った。その感情を真っ直ぐ歌に込め言葉、1つ1つを大切に紡ぐ。終盤に差し掛かる頃、ワンマン限定CD『splash』についての大切な想いを綴り、長年温めてきたという楽曲が遂に初披露となる。唯一無二の輝かしい存在感を放ち、観る者の心を確実に動かしていた。再びMCを挟み、年末好きというyoko氏の年越し恒例のエピソードも交えつつ、更に笑顔溢れる和やかな雰囲気の会場は本編終了後、間髪入れず鳴り止まない拍手・歓声へと移り変わった。それに応えるような眩しい表情を浮かべステージへ登場する3人。ダブルアンコール含め全18曲。ラストには1stから、変わらぬ想いと共に『メロウメタリカ』を。心に優しい風が駆け抜けた。来年の活躍をより一層、期待させる”現在”のnoodlesがギッチリ詰め込まれたステージに早くも来年を想い描いてしまうぐらい素晴らしいワンマンだった。
[撮影/平沼久奈、文/清水瑠里子]
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