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Live Report ライブレポート 2006

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2006.3.24
"ハンサム兄弟10周年記念ワンマン!"
ハンサム兄弟
GUEST>smiles davis


ハンサム兄弟

ハンサム兄弟

smiles davis
ハンサム兄弟の10周年記念ワンマンライブ。Voハンヂが作ったもう一つのバンド、smiles davisが前座を務める。Voのエリカが所用で遅れ、ハンヂの奥様がピンチヒッターで1曲目を歌うという、ちょっとレアなハプニングで始まった。カホンとアコギとトランペットの音が、優しく心地よい。エリカの伸びのある美しい歌声と程よく混ざり合う。ハンヂもフロアに下り、歩き回りながら地声で熱唱。独特のパフォーマンスに目が離せない。ハンサム兄弟とはまた違った熱さと音楽性で、場内を沸かした。ハンサム兄弟が登場するまでの間、場内にはsmiles davisのニューヨークでのレコーディングやライブの模様が映し出されていた。彼らの音楽に対する真摯な想いがひしひしと伝わってきて、とても興味深い映像だった。きっとみんな、音楽性だけでなく、そんな人間性にも惹かれてここに集まっているに違いない。ハンサム兄弟のステージが始まると、怒涛のようにうずまく音の洪水が押し寄せる。圧倒的な存在感とパフォーマンス。そこにちゃんと魂がこもっていて、たくさんの愛にあふれ、心意気がまっすぐ伝わってくる。ちっぽけな悩みなんか吹き飛ばしてくれるような気持ちよさ、楽しさがある。10年目。節目であり、また新たなスタートでもある。ハンヂが自分たちに言い聞かせるように言っていた。「右とか左に曲がってる場合じゃない。まっすぐ突き進むしかない。」彼らの音楽に、終わりはない。そんな気がした。
[撮影/鈴木恵、文/ハヤシミホ]
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