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Live Report ライブレポート 2007

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2007.2.3
"DRUNKEN GOAT TOUR ~酔いどれヤギの旅~"
CLOVERS



昨年12月6日にリリースされたCLOVERSメジャー1stアルバム『朽チ果テナイ唄』の発売を記念して"DRUNKEN GOAT TOUR~酔いどれヤギの旅~"と題されたレコ発ツアー東京編、ワンマンライブが盛大に開催された。CLOVERSが登場する開演まで、フロアを熱く揺らし盛り上げたのはGUEST DJ SHIGEKI氏 (from DRINK'EM ALL)。会場内は熱気が充満し、準備万端の模様。そんな中、遂にメンバーがステージに登場した。1曲目「The Shining Of The Flame」から彼等のオリジナリティ溢れる世界へと導かれ、ステージとフロアの一体感や掛け声に急上昇する場内温度。「The Place To Go」「桜露来歌」と立て続けに3曲披露。アイリッシュトラッドなサウンドをベースに島唄等の和のエッセンスを融合させた、独自のリアルなストリートライフを紡ぎ出すバンドアティチュードは唯一無二。観客を巻き込んでのMCを挟み、新旧織り交ぜ散りばめられた、輝かしい楽曲群を滲み出る情熱と共に観る者すべての心へと届けた。「東京名物、笑顔でパンチ合戦!」というMCでの言葉も印象深い程、どこを見渡しても音楽を心底楽しんでいる様子が眩しい表情にも表れていた。ブズーキ、ピアノ、アコーディオン、マンドリン、三線…と、様々な楽器を用いて魅せる胸に突き刺さるアイリッシュ・パンク・サウンド炸裂の今夜、フロアに沸き起こるモッシュの嵐。トリプルアンコールにまで快く応えてくれるという、何とも素敵なサプライズ!最後は「やがて散りゆく花のように」を再び披露し、アットホームで酔いどれ完全燃焼の東京編は幕を閉じた。
[撮影/サヤカ、文/清水瑠里子]
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