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Live Report ライブレポート 2007

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2007.4.11
"秘密結社presents「Teenage Gangsters! vol.1」"
THE COLLECTORS/うつみようこ&YOKOLOCO BAND


THE COLLECTORS

うつみようこ&YOKOLOCO BAND
秘密結社presentsによる今回の組み合わせは、「本当に対バンしちゃっていいんですか?」と確認したくなるくらい非常に興味深い東西対決である。先行はうつみようこ姉さんとYOKOLOCO BAND。「Happi」が始まると自然に体が動き出し、心底楽しんでいる自分に気づかされる。「Ohh Baby 」「Punk’n’ Roll」が続くにつれ、周り人々の垂直ジャンプの記録がどんどん更新されていくのを見ると全員が楽しんでいる模様。そして「Today」には、姉さんの心に響く歌声に、バンドの心から楽しんでいる演奏に、深く酔いしれながら、いつの間にか元気になっていた。新曲やカバー曲含め全16曲という濃密な1時間はあっという間だった。続く後手はTHE COLLECTORS。ようこ姉さんを巧みな話術を使いぐったりさせたという加藤氏&古市氏。チェックのシャツで登場したバンドマン風の加藤氏は少し新鮮な感じがする。MCでアパ派vs細木派に見事に分裂し、観客を笑いと混乱の渦に巻き込みながら「占い師」。私がまだ片田舎のティーンだった頃に、東京の風を感じさせられた人々である。「もし区長選立候補したら?」などの摩訶不思議トークを織り交ぜながら「愛まで20マイル」「嘆きのロミオ」で人々のハートを掴んでしまう。結成20周年を迎えた彼らの変わらないその雰囲気に魅了されながら「未来のカタチ」を聞いていると、十数年の思い出が蘇って涙しそうになったが、目の前の人に先を越されたので思いとどまってみた。アンコールは、ようこ姉さんとの「タテヨコロール」というとても甘い匂いのするスペシャルなグループによるアコースティックライブ。ラストには出演者さんからのプレゼント放り大会。そういえば入場の時にも全員のサイン入りラミカードを頂いちゃいました!この手作り感が溢れた心温まる企画は始まったばかり。秘密結社さま、次回も期待しています。
[撮影/おれんじぱんだ、文/松下恵子]
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