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Live Report ライブレポート 2007

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2007.6.13
"FLAMING ECHO tour07 dance!dance!!dance!!! 2nd step ~7Drops~ 東京の空"
FLAMING ECHO


2002年、岡山にて平松賢次郎(Gt)と雄一郎(Ba)の兄弟を中心に結成されたFLAMING ECHO。5月9日にリリースしたミニアルバム『7Drops』のツアーセミファイナルでもあり1年ぶりの東京ワンマンライヴとあって、気合も十二分な面持ちで勢いよく登場。のっけからすでに終盤のようなハイテンションで思わず面食らう。どんなテンションかってえと、「カレーが好きだからシャツが黄色だよー!!」とチャンドンゴン顔負けの雄叫びを5回もあげるようなはっちゃけぶり。ライヴもスタート時から全力投球。エレクトロニックな打ち込みにダイナミックなバンドサウンドが融合した曲たちはダンサブルでいて見事なまでにポップ。まばゆい照明とミラーボールの光がFLAMING ECHOの音楽に色を添える。そんな素敵ライヴを展開しつつも、MCとなれば一転しておどけムードに逆戻り。カレーが好きだから発言を始め、平松弟(王子)を無理やりマイクの前に立たせて写メで激写してみたり、「気合の入った子には平松兄からメガネバッジをプレゼント」と言ってメガネをかけている男性に直接バッジを手渡してみたり、今日のために前髪を赤く染めてきたドラムのトニーをC-C-B呼ばわりしてみたりと小学生のようなはしゃぎっぷり。そんな4人を見て大笑いのオーディエンス。MCの度に近づく距離。後半はさらに一体感を増し、コール&レスポンス、拍手、歓声の嵐。まさに興奮の坩堝。そんな盛り上がりのためか、まさかのトリプルアンコール。最初から最後まで息もつかせずつっ走り抜いた4人には脱帽。バンド名の通り、各々の心に「燃える残響」を残して去っていった。
[撮影/ひっと、文/宮本貴子]
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