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2007.10.8
解散以来待ちに待った三年振りの、ドミンゴス。会場にはファンの嬉しそうな顔、顔、顔。オープンと同時に会場内は熱気に包まれ、音楽が鳴り始めると悲鳴ともとれる歓声が上がり、手拍子で迎えられたスーツ姿の面々。「OP」という曲で始まった彼等のライブはブランクをまったく感じさせないものであった。むしろパワーアップした感さえある。満面の笑みで歌う吉田一休の歌声はいつも通り耳ざわり良く、日常のシーンや恋を軽快に歌いあげていく。古くからのファンは一緒に歌い一緒にパフォーミング。最初からものすごい盛り上がりである。次に続く、水戸華之介&3-10chain。五人編成の中にキーボードがいるせいか音は厚いのにメロディアス。存在感のある水戸華之介のストレートに届く歌に続くMCでは「皆元気ですか？」客の「は～い！」に、「でも僕はヘトヘトです」（爆笑）。客の期待をことごとく裏切っていく軽妙なやり取りも彼の魅力の一つであろう。頭に巻いたバンダナや和柄のシャツも一役かってか、ファンの高く掲げた手がリズムを打つ様子は大太鼓を叩くようでイベントタイトル通りの「世界祭り！」アンコールではドミンゴスと二曲セッションし、最後にはお決まりらしく会場の全員で飛んでXで閉め、万歳で終了した。安心して身をゆだねられるバンドならではの底抜けに明るいイベントであった。"復活!! 世界祭り!!" ドミンゴス／水戸華ノ介&3-10chain
［撮影／おれんじぱんだ、文／STILL］ ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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