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Live Report ライブレポート 2008

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2008.3.9
"COIL 10th Anniversary Pre LIVE"
COIL
OPENING ACT>campfires [松平賢一(COIL/support guitar)]


COIL

campfires
COILデビュー10周年記念イベントは、COILサポートギター松平賢一率いる3ピースバンドcampfiresのオープニングアクトで幕を開けた。艶やかなボーカル、ポップながらもどこか泥臭いサウンドが印象的。「初恋」オリジナル・サウンドトラックにも収録されている「脳細胞ALIVE」を含め、3曲という短いステージながら観客からは惜しみない拍手が送られた。そして本日の主役、サポートメンバー松平、古谷を加え4人編成のCOILが登場し「アホアホベイビー」「ミュージック」「クルクルフェチ」とお馴染みのナンバーを次々と披露。10周年イベントだけありCOILの歴史を辿るような、ファン垂涎のセットリスト。他のアーティスト提供曲、Chappie「Good Day Afternoon」「MCダイエット」や、森高千里「ザルで水くむ恋心」。佐藤洋介ソロプロジェクトPropo「しばしば考える」。岡本定義ソロ「Tell Me Why」などなど。普段なかなかライブでは演奏しない曲ばかり故、失敗が頻発するも、得意のMCですぐさま笑いに変換してしまうのだから憎めないというか何というか。「あいすいません」「天才ヴァカボンド」「カウンセリング&メンテナンス」と畳み掛けるように本編終了。アンコールは「魔術師コバヤシ」とボツ曲「Dance Baby Dance」。ダブルアンコール「BIRDS」でデビュー10周年イベントは終了。COILの歩んだ10年、そしてこの先歩いていく年月に思いを馳せて会場を後にする人々の表情は穏やかで優しくて、なんだか嬉しくて笑った。 [文/宮本貴子、撮影/藤井美奈]
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