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2008.5.24
3月に発売された『ハローグッバイep.』のレコ発ワンマンライブである。ソールドアウトゆえ超満員。熱気に包まれた会場から彼らの注目度の高さが伺える。Vo.有馬「いつものように続ける歌から始めましょうか？」と『BLANK POP!!!!』からスタート。『NIGHTSWIMMING』『ハローグッバイ』、大勢の人前に出るキッカケとなった曲だと言う『KIDS』と続く。ギターを抱えながらピョコピョコと底抜けに明るく歌う姿、無表情なのに腕を大きくローリング＆飛び跳ねる大胆なギタープレイ、心が躍らずにはいられない魂のドラミング＆雄たけび、ニコニコと動かざること山の如しのようにベースの空気をまとめる姿、彼ら一見バラバラなんだけど不思議と一体感があり、そんなめくるめくステージに観客も笑顔で釘付けだ。アルバム『SALE！』や新譜から、そして新曲が7曲も披露されたが、どれを取っても確信犯的なフレーズが散りばめられており嫌味がない。真っ直ぐで胸キュンな歌詞にまたもノックアウト。しっとりと聴かせる新曲『とびらを開ける』で締めくくられるまでのラスト4曲は全て新曲だったが、そのきらめきに今後発表される音源への期待が高まった。アンコールは新曲『理由無き反抗』と『パレード』でドカドカ感情剥き出し！まるで噛み付いてくるかの迫力(でも見た目子犬)！ 「これからもおとぎ話のストーリーは続くのだ！」。そんな意思表明のような力強いライブを最後まで繰り広げてくれた。[文/高橋亜も、撮影/おれんじぱんだ]
"KOIしにKOI巡業シリーズ Vol.3 「ハローグッバイEP.」レコ発ライブ" おとぎ話
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