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2008.6.24
SMI-NEY QUESTがおよそ7年ぶりに、「よりロックテイスト満載」になって帰ってきた。トップは「Large House Satisfaction」。無骨さと危うさが混ざり合う3ピースロックバンド。英語詞の楽曲が多い中、日本語詞による『FIRE』の放つ色気が印象的。続いては博多在住女子2人バンド、「雅だよ雅」がヘルメット姿で登場。喩えて言うなら裏路地のコメットさんに一瞬にして異空間に連れて行かれちゃった、そんな感じ。しかしここで特筆すべきは『ニーナコイケ』の赤裸々な言葉たち。そこらのルンルンラブソングを呪うベテラン女子、必聴です。照明が落ちナショヲナライト（という光る指輪）で会場が彩られ始めたらそこはもう、「ナショヲナル」劇場。異様な盛り上がりの中、タワラダ（唄）、多奈部（鍵盤と踊り）がステージ上を動き回る、踊りまくる。笑わせ踊らせじっくり聴かせ、最終的にはジャニーズを髣髴させる楽曲まで披露。いやぁ、楽しかった。そしてこの日の大トリ「片山ブレイカーズ＆ザ★ロケンローパーティ」。初披露のバラード『のっぺら』、グリグリ激しい『ハ・サ・ミ・ウ・チ』、と曲調は違がえどその真っ直ぐさがたまんなく心を突いてきた。スマイリー原島さんとCLUB Que二位店長の穏やかな掛け合いDJを挟みつつの怒涛のロック祭は、色んな空間を彷徨っているようでなんだかほんと、あっという間に終わってしまった。近いうちにまたRETURNSしてほしいと強く思った次第。[文/ドン町子、撮影/おれんじぱんだ]
"SMI-NEY QUEST RETURNS" 片山ブレイカーズ＆ザ★ロケンローパーティ／ナショヲナル／雅だよ雅／Large House Satisfaction DJ＞ スマイリー原島／二位徳裕
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