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Live Report ライブレポート 2008

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2008.7.24
"「CLUB Que 夏ノ陣 2008 RETURN TO NATURAL」 ~VS SERIES~ "
フラワーカンパニーズ VS 毛皮のマリーズ


フラワーカンパニーズ

毛皮のマリーズ
先手である毛皮のマリーズの登場は一瞬70年代にいるかのような錯覚に陥った。バンド名は寺山修司やアングラを彷彿とさせ、風貌からは70'S洋楽の雰囲気が漂っている。しかし彼らが全身全霊で奏でる音楽はロック、パンク、ロカビリー、ポップ、ダンス...誰かが「カオス」と呟いたように、そんな言葉がしっくりくるような音楽だ。『シスターマン』『おはようミカ』『クライベイビー』などを熱唱した。後手、フラワーカンパニーズは久しぶりのCLUB Queでのライブに嬉しさも一入のようだった。昔からの友達のようなほっとする雰囲気がとても居心地が良い。『世田谷午前3時6分』『寄鷲橋サンセット』『発熱の男』『It's Only Rock'N'Roll』など、音楽も声も歌詞もすべてが一体となって客席に降り注いでくる感じがした。今夜の対照的な対バンは、まるで花火大会のように時間の感覚を一気に早まらせてしまった。次のライブがとても待ち遠しい。[文/松下恵子、撮影/おれんじぱんだ]
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