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Live Report ライブレポート 2009

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2009.2.27
"Getting Better ~13th Anniversary Party 「festival」~"
THE BAWDIES/UNISON SQUARE GARDEN
SPECIAL ACOUSTIC LIVE> 田中和将(GRAPEVINE)
DJ> 片平実(Getting Better,RIJF&CDJ RESIDENT DJ)
VJ> Big Mouth

THE BAWDIES
UNISON SQUARE GARDEN
田中和将(GRAPEVINE)
片平実がオーガナイザーを務める老舗DJイベントGetting Better13周年記念ライヴ。当日は雨で、午前中には雪が降ったほど酷寒。チケットはソールドアウトで、フロアは開場と同時に大勢の観客に埋め尽くされ大盛況。トップバッターはGRAPEVINEのボーカリスト、田中和将。足元に置いたボトルの赤ワインをプラスティックのコップで呷りながらのアコースティックライヴ。「バンドの曲はバンド形態でやるのが一番格好ええから」「今日は人の曲ばっかりやります」とのたまった通り、洋楽のカヴァーが中心だったもののちゃんと「青い魚」「Our Song」「また始まるために」とバインの曲もやってくれるのが憎い。ゆるい空気の中にも強烈な色気があってドギマギしてしまう自分がなんだか情けなかった。  続くは新進気鋭のスリーピースロックバンドUNISON SQUARE GARDEN。弾力性のあるリズム隊とトリップするような宇宙的ギター、透明感のある斎藤のボーカルが会場の熱気を上げる。しばらくはアルバムのプロモーションで全国を行脚する彼らの東京ライヴ納めは大成功だったんではなかろうか。 トリを飾るはTHE BAWDIES。ストライプシャツにスーツといったトラディショナルな衣装で登場。古典的なロックンロールのスタイルにのっとったシンプルなコード進行のサウンドと、日本人離れしたブラックでソウルフルなボーカルが特徴的。アンバラスのようでいて絶妙な組み合わせ。陽気なパーティチューンの連発に、踊り狂う観衆。田中和将をスペシャルゲストに迎えたアンコールで最高潮の盛り上がりをみせ、イベントは終了。演者も観客もヤングで自分の年齢を実感してちょいと切なくなったけど、楽しかったから全部チャラにしよう。
[文/宮本貴子、撮影/多田優美子]
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