2009.4.18
関西のゴジラ対キングギドラ対決!と囁かれていたこの日。誰もが期待に胸を膨らませながら開演の時間を迎えた。ドカドカと大股でやってきたのはリーゼントの兄ちゃん達。先行はTHE NEATBEATSだ。「汗は楽しさのバロメーターだから!」そう言って堂々とギターをならすMr.PANの声に応えるように、観客は手を高く挙げながら体を大きく揺らして応える。彼らなら安心して楽しませてくれるという信頼感を持って聴けるのが嬉しい。安心と信頼のリーゼントなのだ。そして後攻、騒音寺。長い髪をなびかせながらスパンコールの衣装に身を包んで颯爽と現れたNABE。圧倒的な存在感・・・。だけどMCのために口を開けばそこは関西人。ロックは格好良くなくちゃいかん、と言いながら面白い話をするのがこの2バンドの共通点。曲はもちろんびしっときめてくれる。様々な顔をみせながら展開していくたくさんの曲。飽きることのないフルコース。最初は見た目が怖かった。だけど最後には熱狂に持っていく彼らの力量が怖くなる。やっぱりロックはかっこいい。最後にはそう思わせてくれる、なんとも短い夜だった。"CLUB Que 15th ANNIVERSARY -SEASON 1- vol.4 Apollo project 15" THE NEATBEATS/騒音寺 DJ> サミー前田
[文/渡部希美、撮影/矢口美幸] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
|
||||||||