2009.6.28
SEASON2のトリを飾るのは、黄色い声援が飛ぶ中、颯爽とステージに現れたFURS。クールに登場するメンバーもいれば、投げキッスをしてファンの声に応えるメンバーも。
この日は、THE COLLECTORSの加藤ひさしがプロデュースしたニュー・アルバム『Life Goes On』のリリース記念でもある彼らのワンマン・ライブ。アルバムでも1曲目となる軽快なナンバー「My Honey Lizzy」からライブはスタートした。60年代のモッズの枠ににとらわれない柔軟性のあるサウンドとキャッチーなメロディが印象的。ビート感溢れるアグレッシブな曲を演奏しても、ふんわりスウィートな心地よさを同時に放ってしまう艶っぽさがあるバンドだ。アルバムからの楽曲を中心に、まだレコーディングされていない久しぶりのナンバーや新曲「終わらない歌」など、新旧織り交ぜて次々と披露していく。ロマンティックなポップ・チューンになればオーディエンスはとろけ、ノリノリのビート全開ナンバーになれば会場が一体となって熱度が高まっていく。アンコールでは、メンバー全員がQueのTシャツに着替えて登場。ボーカルのnaoがライトアップされたCLUB Queの記念パネルを指差す場面も。そしてスローバラード「時計」から最後は疾走感ある「ハイウェイ」までを披露し、熱い一夜は幕を閉じた。"LIVE UNDER THE BIGBEN Ⅱ" FURS -oneman- [文/草枕英里、撮影/堀井りり] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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