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Live Report ライブレポート 2009

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2009.8.20
"夏のVIVA YOUNG! 6DAYS!!! ~振り返れば15年~"
24/7(twenty four seven)with 松本素生(GOING UNDER GROUND)
LOST IN TIME/LOVE LOVE LOVE

24/7(twenty four seven)with 松本素生(GOING UNDER GROUND)
LOST IN TIME
LOVE LOVE LOVE
そもそも「ジャンル分け」というのが何かはわからないが、この日はまさに「ジャンル不問」の日であったように思う。トップのLOVE LOVE LOVEは、優しいメロディとキラキラとした日常的な歌詞で涙を誘ったかと思えば、4つ打ち系のリズムで心と身体を揺さぶりハッピーな気分にさせてくれた。後に控える先輩方を思ってか、MCなどでは若干恐縮していたように感じたが、演奏中はグイグイと存在を主張していた。続いては24/7(twenty four seven)の登場。のっけから笑いを誘ったのは、クラヤマ(Vo)の「これからおじさん達がスカってのをやるから!」という開幕宣言。その言葉を受けたからか、演奏中の彼らからは大人の色気が漂っていた。軽快なホーン隊の音と愉快なパフォーマンスで、観衆のハートをしっかりキャッチ!ゲストボーカルに松本素生(GOING UNDER GROUND)を迎え、GOING UNDER GROUNDの『ランブル』、宇多田ヒカルの『traveling』などのスカバージョンを披露。松本の透明感溢れる歌声は、ここでも見事にマッチしていた。ラストを飾るLOST IN TIME。海北(Vo.B)の情感的な歌声が一帯に響き渡ると、会場内はそれまでと全く異なる空間になった。「郷愁」というか「旅愁」というか…毎回のように心がきゅんとなる。『手紙』『希望』などの人気曲を披露し、ラストを『約束』で締めた。「(Que15周年について)一つのことを15年続けるのは難しい。」という海北の言葉に、自分の人生を振り返りながらしみじみと共感した。
[文/工藤涼子、撮影/高田梓]
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