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Live Report ライブレポート 2009

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2009.10.1
"~CLUB Que 15th Anniversary SEASON3~
Que OPEN DAY SPECIAL 「下北沢セッションズ!」"
シーナ&ロケッツ/曽我部恵一BAND
GUEST>渡辺シュンスケ
興奮冷め病まぬうちに迎えた最終日。先発した曽我部恵一BANDは、Queの開店当初の思い出を語り、『プレゼント』『テレフォン・ラブ』『青春狂走曲』など、お客さんと一緒に大合唱して会場を楽しませた。続いてシーナ&ロケッツが登場。シーナさんとタンバリン、鮎川さんとヴィンテージギター、笑顔が素敵なロケッツのメンバーたちを見ていると、楽しくて仕方がない。鮎川さんの提案で急遽『JAPANIC』が披露される。シーナさんの声が本当にぴったりはまって心の中に響く。しかもお客さん一人一人の目を見て歌うので、目が合ってドギマギしてしまう。後半の『恋のダンス天国』『PinUP Baby Blues』『Lemmon Tea』の辺りでは後頭部の後方からガンガンと衝撃が続く「これぞロック!」的な感覚に陥った。セッションではキーボードに渡辺シュンスケが登場し、華麗な指の運びに会場にいる全員が魅了された。そのまま最後の全員セッションへと続く。最終日のゲストへの期待が高まる中、鮎川さんの紹介で現れたのは、「すんません!」と平謝りするQueの二位店長。Queのお誕生日なのだからと全員が大いに喜んだ。まるで猫のようにステージを歩き回るシーナさんに導かれてロックの名曲を次々と演奏する皆の表情は本当に幸せそうだった。この3日間はシーナ&ロケッツの魅力もさることながら、集まったミュージシャンたちが少年に見えたことが印象に残る素敵なライブだった。
[文/松下恵子、撮影/高田梓]
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