2009.12.16
"ザ・ビートシャワー東京FUDEOROSHIワンマンライブ
「ハッスル!マッスル!!キャッスル!!!ZERO QUE」"
ザ・ビートシャワー -oneman-
12月16日、18:30。ロックのテーマパーク、ザ・ビートシャワー東京初のワンマンライブ「ハッスル!マッスル!!キャッスル!!!ZERO QUE」がここ下北沢CLUB Queに華々しくオープンした。ちなみに、ZERO QUEがCLUB Queと09年を掛けてある事は言わずもがな…隙あらば笑いを取ろうとする気の抜けないテーマパークのオープンである。ステージ上にメンバーが姿を現すと、会場は一気に歓声に包まれた。そのあたたかい声に、ライブ開始からは少し固さの残る笑みを浮かべていたメンバーの表情が見る見るうちにリラックスした"良い笑顔"へと変化。アップテンポで元気な曲からしっとりとしたバラードまでフロアを始終釘付けにし続けた。終盤ではMCの軽快さもあって会場は完全にひとつに、彼らのものになり、勢いを残したまま一気に終演へ…すぐに鳴り出す手拍子とアンコールを望む声は、ザ・ビートシャワーの存在がどれだけあたたかく、愛されているものかを教えてくれた。その声にこたえて登場したザ･ビートシャワーズはなんとアンコールで筋肉クイズを開始！とてつもなく個性的なコール＆レスポンスに、ライブを見るのが始めてな私ですら思わず本気で笑ってしまった。おまけにダブルアンコール後、メンバーからの「ありがとう」にオーディエンスから「ありがとう」の声と「おめでとう」と書かれたくす玉のプレゼントが。正しく笑いあり、涙ありの素晴らしいワンマンライブ。ロックのテーマパーク、ザ・ビートシャワーはこれからも人を楽しませるテーマパークとして、更なる進化を続けるのだろう。
[文/中島美咲、撮影/藪下雷太]
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