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Live Report ライブレポート 2009

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2009.12.17
"愛は鍵屋を笑う ~Love laughs at locksmith~"
堂島孝平/フーバーオーバー

堂島孝平
フーバーオーバー
『愛は鍵屋を笑う』というタイトルは諺で、堂島さんがMCで言っていましたが「恋をした時に心にどんなに鍵をかけても愛はそれを乗り越えてしまう」という意味合いだそう。そんなタイトルにピッタリのツーマンは、この冬、誰もが恋したくなる!そんなハッピーなイベントでした。トップバッターである堂島孝平はひとりセットで登場。「センチメンタル・シティ・ロマンス」を一曲歌い、こんばんは~!と元気よく挨拶。キラキラとしたスマイルは今日も健在。キュンとくる歌詞や時折挟まれる口笛がより一層キュン度を増し、彼の最大の魅力である声の虜になる。堂島王子と呼びたいくらいである。最近作った名曲シリーズ「光のロンド」と「スローダンス」を披露し、自分で「いい曲でした」と言っちゃう のも王子然としていていい。「新しい季節にウォーミングアップ!」ではコール&レスポンスもあり、マイケル・ジャクソンのモノマネを振る自由さに大爆笑。会場には変な一体感が生まれていました。ラストは「旅する恋人」。世界を旅する恋人の無事を祈ろうという曲はまさにこのイベントに相応しい一曲だった。フーバーオーバーは「フェンダー」でスタート!「い号室の関係」「わからない人」、彼らの真骨頂であるジェットコースターのような楽曲が続く。キュンとする歌詞だったり、切ない歌詞だったり、女の子目線、ときに中世的な目線で描かれる彼らの世界はクルクルと巡ってとても面白い。また、岩沢さんの寝違えの話から生クリームパンの話、トイレの張り紙話などかなりめまぐるしいけれど噛みあっていないMCもお楽しみのひとつだ。新曲をやりますと演奏された「春を待つ間」は、これまたキャッチーで軽快なテンポが気持ちよい。ガッツリと踊らされてとんだカタルシスが降りてきた!勢いは止まることなく「シャルピー衝撃値」「炭酸水」「コレクション」とこれでもかと会場はゆれました。お次は予告もされていたセッションタイム。先行はフーバーオーバーの「苺セプテンバー」で、堂島さんはブルースハープ&コーラスで参加。後攻が堂島さんの曲「ルーザー」をフーバーオーバーがバックバンドで。会場はもちろん大盛り上がりでどちらのファンにもありがたい〆でありました!
[文/高橋亜も、撮影/松本順子]
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