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Live Report ライブレポート 2010

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2010.4.12
"The COMMONS PRESENTS 愚麗威凄☆コモーン生誕44周年記念
「(帰って来た)グレイスフルデビル~哀愁のマンディ」復旧第一弾!!!"
The COMMONS/The NOU/
The Golden Sours Jr.[サンコンJr.(Dr/ウルフルズ), 澤竜次(Vo.G/黒猫チェルシー),金戸覚(B)]
DJ> 曽我部恵一

4/12(月曜日)、 ある男の生誕ライブが行われた。 その男の名は「グレイス」。鬼ぞりの入ったリーゼントの杖をもった巨漢の男。皆さんも下北のどこかしらで、見かけたことが有るかもしれない。そして「この人いったい何者?」と思ったと思う。「グレイスとは?」、、、。お答えしよう「グレイスとはThe COMMONSというバンドでボーカルを勤める下北沢の伝説のロッカー」なのである。”(帰ってきた)グレイスフルデビル~哀愁のマンディ”と称された生誕ライブにグレイスの呼びかけにより集まった面子はThe Golden Sours Jr.、The NOUそしてDJに曽我部恵一氏。グレイスの少々かみつつの前説から一番目に登場はThe NOU。日本のNewWaveバンドにある独特な捻れ感を持った勢いあるパンクロック。特に「D.I.Y.音頭」は「パンクロックmeets祭ばやし」的な印象を受けた良い曲だった。再びグレイスのかみつつの前説をはさみつつ二番手に登場はこの日のためにサンコンJr.氏の呼びかけによって作られたThe Golden Sours Jr.。ギター、ボーカルに黒猫チェルシー澤氏、ベースに金戸氏を迎えブルージィーなロックを披露。曲目はカバー曲が主で 最後に演奏したジミヘンの「Hay Joe」の中に「Wildthing」、「TheEnd」のフレーズが入って来るカバーアレンジは特筆すべき内容だった。そしてラストを飾るのはこのイベントの首謀者グレイス率いるThe COMMONSがSeの怒髪天「ウィード」のSEにのって登場。ライブは名曲「BANANA」(グレイスが昔から歌い続けている曲である)でスタート。序盤、歌詞がとんだり、づれてしまう所も見受けられたが、「そんな事、関係無し」と納得させられてしまうのは、グレイスのキャラクターならではと実感した。MCでは野次が飛びかう中、闘病中の友人にエール送りつつ、ルースターズの「Case of Insanity」などを挟みつつライブは進んで行く。本編ラストはジョニー・ラモーンに捧げた「風の中のジョーイ」で幕はとじた。アンコールラストはアンダートーンズの「Teenage Kicks」の日本語解釈「一発きめるぜ今夜は」。「ち○こが火照るぜ~」という出だしの歌詞はグレイスからしか出てこないと思う。どこをとってもグレイス、グレイス、グレイスという濃い1日はこうして無事終了した。
[文/CLUB Queパブスタッフ タマイ、撮影/CLUB Que]
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