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Live Report ライブレポート 2010

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2010.6.9
"サード・クラス presents 「素敵なロックの日」"
サード・クラス/YO-KING(真心ブラザーズ)

サード・クラス
YO-KING
6月9日にちなみ、”素敵なロックの日”と銘打たれたサード・クラス、YO-KINGの2マンショーが約5年ぶりに開催。まずはYO-KINGが鷹揚とステージに現れ、友部正人の「待ち合わせ」からしっとりとライヴスタート。夏にリリース予定のミニアルバム収録曲「愛しき日々」や「のりこえるの歌」「星の海」、往年の名歌謡曲「シンシア」「チャンピオン」のカヴァーなど充実したセットリスト。ザ・タイマーズ「デイ・ドリーム・ビリーバー」(替え歌)は、誰がどう聞いても見紛うことなき忌野清志郎へ向けたメッセージソングで、「僕はデイ・ドリーム・ビリーバー そんで 彼はキング」なんて歌われたら、涙を堪えるために天井を仰ぐ他 成す術なし。本イベントの主催者でありTOMOVSKYやワタナベイビーのバックバンドとしても著名なサード・クラスが後に続き、サポートベースにワタナベイビーを迎え5人編成でステージに臨む。非日常的、摩訶不思議なサード・クラスワールドにライヴハウス丸ごとトリップ。ムトゥーアラーターのヴァイオリンの幻想的な音色は、さながら水先案内人。5年前同様、後半は出演者勢揃いでのセッションタイム。サード・クラスがバックバンドを務めYO-KING 5th Album『日々とポップス』に収録された「ぼくの好きな人」の絶妙なコンビネーションに「リハより格段にいい!」とキングもご満悦。「Hey!みんな元気かい?」「心のでき」で本編終了。アンコールセッションはワタナベイビーがホフディランデビュー曲「スマイル」を歌い上げ、サード・クラスの「ある一日」でライヴは拍手喝采、大団円で幕を閉じた。「素敵なロックの日」このイベントタイトルを見事体現してくれた出演者に改めて拍手を送りたい。天国のキングにも。
[文/宮本貴子、撮影/小川舞]
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