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Live Report ライブレポート 2010

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2010.7.20
"【夏ノ陣 "VS series"】"
the pillows vs カミナリグモ

the pillows
カミナリグモ
夏の暑さが続く中の1日。CLUB Queの中はまた別の熱さで満ち満ちていた。ソールドアウト。満員の客席を縫うように進んでいく。先に仕掛けるはカミナリグモ。ポップな曲が次々と演奏され、合間には軽快なMCが入る。ハイトーンで少しハスキーなボーカル。存在感のあるリズム隊。客席はリズムを想い思いに身体で刻む。アコギの弦が切なく響く『王様のミサイル』。壮大な歌詞を明るいトーンで紡いでいく。だからこそ直接心に突き刺さり、涙腺が緩む。焦燥感、でも最後には希望を感じさせてくれる曲。「今日は僕にとって特別な日」と、上野啓示(Vo/Gt)はthe pillowsの思い出について語る。「今日は(観る側でなく)ステージのこっち側にいるから頑張る」という宣言通り、これからを感じさせてくれる、全9曲のステージだった。その熱いパスを受け、登場したのはthe pillows。メンバーが登場し大歓声。皆がどれだけ待ち望んでいたかを強く感じた。1曲目『Good morning good News』からテンションは最高潮!客席は跳ね、異様な位の一体感が生じる。『パトリシア』『Back seat dog』と、彼らの大ファンである上野啓示からのリクエスト曲も演奏。そして新曲『Movement』へ。客席のボルテージは上限を知らない。更に勢いづく演奏は続き、カウントの合唱から始まる『No Surrender』にて本編は終了。間奏で「また会おう!」と叫んだ山中さわお(Vo/Gt)に、客席は大歓声と満面の笑顔で応えていた。鳴りやまない拍手に「楽しい夏の一時をありがとう」とメンバーが再登場。『ぼくはかけら』を含む2曲を演奏し、幕を閉じる・・はずがこの日は何とWアンコール!夏の暑さを掻き消す熱に包まれ、夏ノ陣は次に続いていく。
[文/SWADA、撮影/おれんじぱんだ]
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