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Live Report ライブレポート 2010

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2010.7.25
"【夏ノ陣 "VS series"】"
De+LAX vs THE PRIVATES

De+LAX
THE PRIVATES
夏ノ陣VS seriesの最終日を飾るのは、De+LAXとTHE PRIVATESという、申し分ない2バンド。どちらが先に始めるのか想像がつかない中、賑わいを見せるホールの明かりが消え、拍手と歓声が鳴り響く。最初に登場したのがDe+LAX。「後ろの方も行くぜー!」と鈴木正美(Ba)が叫び、楽器隊が音を一斉に出した中、パッとステージが照らされ、宙也(Vo)が登場。そして1曲目のSENSATIONが始まる。暑いパフォーマンスを魅せる宙也。そして、高橋まこと(Dr)のビートに合わせ、お客さんも応え身体を揺らす。「古くからの大事な友達がこの後出るんで、興奮してます。今日は弾けるぜ!」という宙也。お客さんのノリも増し熱気が舞う。中盤はゆったりとした曲で宙也の声の魅力に引き込まれていく。そして最後にはメンバーのお茶目な部分もみせながら再度会場を沸かせてくれた。会場の盛り上がりを引き継ぎ、最後にTHE PRIVATESが登場。腰を揺らせて疾走感を感じさせてくれるガレージサウンド。ドッシリとしたリズムに軽快なギターが客席をさらに踊らせ、延原(Vo,Gt)の声が鳴り響く。「昔からの仲間のDe+LAX、出番なんかどっちでもよかったんだよ。ノリノリで行こうぜ!」と研ぎ澄まされたロックが楽しさを倍増させる。そして最後にはもちろんアンコールの声が響くのだが、驚きはDe+LAXの鈴木正美が登場。これで終わらないだろと、De+LAXとTHE PRIVATESをステージに呼び込み、ローリング・ストーンズのサティスファクションを披露。それぞれが今日という日を楽しみ笑顔を見せお客を湧かせる。まさに夏ノ陣VS seriesの最後を飾るには最高の組合せで、音楽そしてライブハウスの楽しみというのを十分に味わえた1日であったと思う。
[文/原淳、撮影/松本順子]
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