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Live Report ライブレポート 2010

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2010.11.23
"No Name No Life Tour Final Oneman"
The ゆうたろうバンド -oneman-

ツアーのファイナルを銘打って、初の東京ワンマンとなるThe ゆうたろうバンド。オープニングでは映像を使った「おやゆび劇」を披露。メンバーにふんした親指がスクリーンの中でおおはしゃぎ。それが会場を笑いの渦に巻き込んでいく。このバンドならではの楽しさがもう伝わって来てしまうほどで、本編がどう始まるのかわくわくする気分。バンド名がスクリーンに映し出され、メンバーが登場。それがまたROCKと書かれたお面をかぶり、旗を持って会場に配りまわる。皆で旗を振りまわして一体感がうまれだす。まず最初に「ロックが好きなお前に」を披露。もう出だしからグイグイと畳み掛けるロックサウンド。ゆうたろう(Vo)の熱唱に周りのメンバーも自由自在にステージを駆け回る。ナジマノブ(Dr)もセンターに出て唄っちゃうくらい。その時のドラムがtalk to meのヤマさんが叩くというハプニングも。仕組まれているのか、勢いでの自体なのか分からないくらいの楽しさが盛りだくさん。井垣(Gt)がリードボーカルをとる「ディスコ・ミュージック」では、ダンサー乱入といったのれて見せてくれるびっくりなステージ。グッと来るゆうたろうの歌詞に、引けを取らない演奏、そして笑いを誘う楽しさを見せてくれる、こんなバンドは他にいないんじゃないかと思うくらいのお腹一杯のライブ。いい大人がやんちゃではじけている彼らの姿を見ると、悩みなんか吹っ飛んでしまいそう。情熱溢れる最高のライブだった。
[文/佐々木真由美、撮影/おれんじぱんだ]
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