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Live Report ライブレポート 2011



2011.3.13
"つばきフレンズ presents 「音楽のチカラ」"
つばきフレンズ
本来ならば、つばきの小川博永(Ba)と岡本奈穂子(Dr)が主軸となって、病気療養中の一色徳保(Vo,Gt)の代わりに、親交の深いバンドマンたちがつばきの曲をバンド形式で演奏する予定であったが、3月11日の地震の影響を考慮し、CLUB Que店長と出演者での話し合いにより、急遽内容を変更して今回のイベント「音楽のチカラ」が開催された。消費電力を減らすために、照明を普段より抑え、メインスピーカーは使用せずに、モニター用のスピーカーをホールに向けて最低限の音響と照明での方法を採用したアンプラグドライブとなった。イベントは前説的な感じで、ピストン大橋(ウラニーノ)がアカペラを披露し笑いを誘い本編へ。グローバー義和(Jackson Vibe)の「朝焼けの旅路」から弾き語りの演奏が始まる。いろんな思いを持って集まったアーティストたちが、持ち曲またはカバー曲を1曲歌いあげていく。これほどまでに唄の力強さを感じた日はなかっただろう。最後は小高芳太郎&山下壮(LUNKHEAD)が、「来る朝燃える未来」をカバーし、アンコールは出演者全員がステージに上がりつばきの「太陽」を唄う。サビはみんなで合唱し響きわたり、たくさんの笑顔があふれ出していた。多くの意見があるとは思うけれども、イベントは開催してよかったと思う。不安で心が押し潰されそうな中で、音楽を通してパワーを貰い笑顔になれたことに、私たちが感じた前に進んでいく勇気と元気が少しでも多くの人達に広がっていったらなと思う。
[文/佐々木真由美、撮影/小川舞]
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