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2012.5.3
忘れらんねえよ企画の「集えゴミ人間フェスティバル」 が開催。5月3日（ゴミ）とかけた駄洒落に集まったバンドは焼却しようにしても、これまたしぶとく燃えて続けて存在を忘れさせないような濃いバンドが終結。そしてこの日のチケットは完売で、総勢5バンドが出演という中、会場はスタート前から大勢の人で埋め尽くされている。最初に弾き語りで登場したのが、 ジョニー大蔵大臣。支離滅裂なんだかそうでないんだか、良く聞くと曲自体はなかなか良くて、意味不明なことを言っては笑いをさそう。そして最近良く名前を聞く井乃頭蓄音団の登場。このバンドもくだらないMCでこれも大ウケ。曲は青春の1ページだったりなど、フォークロックな匂いがするのだが、どこか胡散臭い感じもしてそのギャップがおかしくてしょうがない。フジロッ久（仮）では、会場がもう大騒ぎでダイブやモッシュの嵐。バンドの見た目は、単なるパンクという感じでは全くなく、ごちゃごちゃの中でもメロディがしっかりして「はたらくおっさん」という長い曲は感動的だった。THIS IS PANICは、今回は楽器を使わずのラップバージョンで見せる。最後の「自給自足」という曲がふざけていそうでも筋が通っていて、何故かメロディが残ってしまうほどのいい曲。続いてはBiSなのだが、一言で言えばアイドルという位置付けの彼女達だが、会場へのダイブやらのロックな精神を持っている姿に驚きを見せてお客さんも多かったはず。これだけ強力な対バン相手にも普通に溶け込んでいるのには驚かされた。ラストは忘れらんねえよ。実に青春していて見てて気持ちよく、屈折具合もまたいい感じで今日のタイトルにピッタリのダメ人間。会場は大盛り上がりで熱気が凄く、メンバーも汗だくで正にライブバンドの代表と言ってもいいくらい。アンコールではおとぎ話のメンバーも登場するサプライズ。終了後はお客さんはみんな汗だくで満足顔。とにかく最高のイベントだった。"忘れらんねえよpresents 『集え！ゴミ人間フェスティバル（5/3→ゴミの日）』" 忘れらんねえよ THIS IS PANIC／フジロッ久(仮)／井乃頭蓄音団 BiS／ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)
[文/井上和也、撮影/STAFF] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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