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2012.5.5
「Re:Light TOKYO 02」がQueで開催。2011年3月の震災から、音楽という力を東北の復興に繋げていければという意思の基に東北と関東を中心にイベントを開催している企画。出演者も東北出身のバンドが連なる中、最初は福島県在住の片平里菜の弾き語りから始まる。心に響くきれいな声質と歌唱力が会場を包み込み、ビブラートが綺麗で表現力がみなぎっていて今後の活躍が凄く気にさせてくれる彼女。そしてLoxographの登場。静と動がうまく絡みあい、メロディが切なくてエモーショナルなライブ。MCでは地元のことを思い出して涙をみせることあったが、力強く今自分達がやるべきこと、伝えたいことをライブにぶつけ光を照らし出す。続くボナンザグラムは、今の彼らだからこその生み出されるメロディーや言葉が音となって凝縮され、たくさんの期待と夢が詰まっている。復興に向かう東北にはもちろんのこと、ここにいる人達の心にも希望と夢を与えてくれるライブを見せてくれた。そして最後はthe Lucy。ガレージロックな匂いを出しながら、ニューウェイブやディスコな要素を取り入れ、そこにメロディーがきれいに乗り会場をダンスフロアに変え、会場の一体感がさらにましていく。出演者それぞれが違ったジャンルで集まったこの企画。東北という繋がりがあってのこともあるだろうが、一番の大きな繋がりは「音楽」だということ。そして「音楽を通して繋がる」、「音楽に助けられてる」というメッセージを強く感じさせてくれた。出演したバンドはまだ若いと思うが、彼らが音楽によって多くの人の心に光を当てていき、希望と夢、そしてこれからの未来を作り上げてくれることを期待したい。"Re:Light TOKYO 02" the Lucy／ボナンザグラム／Loxograph／片平里菜
[文/奥村悠、撮影/CLUB Que] ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
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／ボナンザグラム
／片平里菜