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Live Report ライブレポート 2013



2013.5.2
"MUSIC DAY in SHIMOKITAZAWA -おんがくであそぼう-"
フリサト/ソレカラ/間慎太郎
GUEST>She Her Her Hers
FOOD>とまそんの“もくもく食堂”:極旨カレー

フリサト

She Her Her Hers

ソレカラ
毎年恒例「MUSIC DAY」。今年は下北沢、代々木、新代田3箇所同時開催。シンガーソングライター間慎太郎の人間味溢れる弾き語りに続き、ソレカラの登場。木漏れ日に包まれるような「Hello Hello」、キャッチャーなポップチューン「ハローサンキュー」、思わず笑顔で行進したくなる「smile」と軽快なスタートダッシュを切り、バラード曲「髪」、できたてほやほやの新曲「寝かせてダーリン」と、内容充実のステージ。続く特別ゲストは同日昼にもニューアルバム視聴会をQueで行ったShe Her Her Hers(通称シーハーズ)。元PLINGMINタカハシヒロヤス、チリヌルヲワカ坂本夏樹、元オトナモードとまそんから成る大型新人バンド。UKロック、オルタナ、シューゲイザーの要素が絡み合った楽曲はシンプルだからこそ直に身体と心に響く。センシティブでクールなアクトの中に時折垣間見える攻撃的な一面が堪らなく魅力的。“静と動”を体現したようなシーハーズに対し、”動“を武器に果敢にオーディエンスに挑むのは本日のトリ、フリサト。コミカルな歌詞が楽しい「迷える羊」から“下北ざわ!ざわ!”と祭り囃子調に観客を煽り「About Sensation」へと加速。素晴らしい3バンドのステージを無駄にしまいとゆう意気込みが、序盤から余すことなく伝わってくる。「青い歌」ではボーカル水本がMC水本に変身し、ヒップホップなコール&レスポンスで会場を沸かす。「モンスターブレイカー」「都会の猫」と新曲もふんだんに盛り込み、「ビートルジュースは今」で切れ味鋭く攻め、「僕らの行方」のシンガロングでフロアとのシンクロ率は100%。アンコール「楽園作り」まで笑顔の絶えないピースフルなライヴ。イベントタイトル通り、歌って踊って大いに音楽と戯れた一夜だった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
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