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Live Report ライブレポート 2013



2013.10.5
"Anniversary of 19th CLUB Que Shimokitazawa[十究極!MIRAI-SEINEN 感謝祭!!]"
THE PRIVATES -oneman-
THE PRIVATES THE PRIVATES
THE PRIVATES
台風が近づいてきている10月最初の土曜、CLUB Queの19周年も折り返し地点、そんな天候もものともせず今年もこのバンドがワンマンを切ってくれた。その名はTHE PRIVATES。CLUB Queよりも全然年上の1983年結成、30年近くロックンロールを鳴らし続け、しかもほぼメンバーチェンジなし。ステージにはこだわりの機材が並ぶその画がすでに興奮させてくれる。暗転後、SEが鳴り響くと会場がざわつく。これだけ長い間ライブをメインで活動しているバンドが、毎回期待させてくれる、それはすごいことだ。鉄壁なリズム隊が繰りなすぶっといグルーブ、その上を軽やかにイロっぽいギターが彩る。そしてこのバンドになくてはならないボーカル。艶っぽい声、やっぱりこの声で歌われたらドキッとしてしまう。その佇まいは、男性が見てもわくわくさせてくれる。その少年のような自由奔放さ、目が離せない。ここ数年はキーボード入りの5人編成でライブをしている。ブギー、ブルース、ロック、ガレージパンク、そんなジャンルはこのバンドでは無意味。昔から鳴らされている音楽を決して古めかしくせず、自分たちが今一番かっこいいと思えるアレンジで、とびきりの演奏を聞かせてくれる。音楽というよりライブをするために生まれてきたバンドだと思う。今でも毎週末と言っていいほどライブが入っている、言ってみればステージ上のアスリート。だが演奏も声も全然衰えない、というよりは、より色気も艶も増してきている。最高の音楽を聴きたいのならば、最新の彼らのライブを見てくれ。
[撮影/CLUB Que]
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