CLUB Que WEBSITE

Live Report ライブレポート 2014



2014.1.23
“CLUB Que 20th記念 2DAYS series 『OPERATION Que HATACHI』”
新春ワンマンショー2014~全部のせ公演
SCOOBIE DO -oneman 2days-
画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
超満員の場内に登場SEが流れ、黒スーツの楽器隊と、白スーツのコヤマ(Vo.)が颯爽と舞台に現れる。ドラムロールが鳴り響き、お馴染みの名乗りをあげ、「introduction」でライヴの始まりを高らかに告げる。前日に開催されたカヴァー曲・レア曲のみを演奏するマニアックイベント「DOの穴」に対し、「全部のせ公演」と銘打たれた今夜は、オリジナル曲オンリーのコンポジション。「Flow」「FLASH!」「GOOD MOANIN’」「白い蝶々」「かんぺきな未完成品」と、序盤から強靭な16ビートを繰り出してゆく。MOBY(Dr.)が刻む躍動感あふれるリズム。ナガイケ(Ba.)の鮮やかに粘るツーフィンガー。マツキ(Gu.)の切れ味抜群のカッティングと、ふくよかなフルアコースティックギターの音色。豪快かつセクシーなコヤマの歌声と、聴衆の心を掴んで離さないMC。FUNKY4の産み出すアンサンブルが、PLUS ONE MORE(=スクービーファン)を容赦なく踊らせる。「路上のハードボイルド」「Beautiful Days」「The Things」と加速し、アドレナリン大放出のキラーチューン「Back On」では数え切れない拳が宙を舞い、シンガロングの嵐でフロアの熱気も極限状態。「バンドワゴン・ア・ゴーゴー」で本編を終え、アンコールタイムへ雪崩れ込む。「おんな」では、ジャケットを脱いで肩を出す艶っぽい仕草を見せ、立てた小指を舐め、スタンドマイクにまたがって腰を振る、コヤマの悩殺エロパフォーマンスが炸裂し、PLUS ONE MOREも大興奮。デビューソング「夕焼けのメロディー」を力強くプレイし、メンバーが去った後も拍手が止まず、再びステージに登場。メロウなダンスナンバー「真夜中のダンスホール」を披露。フロントマン3人が縦一列に並び、EXILE顔負けのロールダンスで大盛り上がりのまま狂騒の2日間に終止符を打った。盟友・怒髪天の30周年武道館ワンマンを観て、『やっぱりバンドって格好良い』『俺たちもまだまだ格好良くなります。よろしくエブリバディ!!』と語ったコヤマの言葉通り、いつも以上に格好良く、これからのスクービーを期待させてくれる、最高にファンキーな2DAYSだった。
[文/宮本貴子 撮影/大出丈仁]
※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。

MENU

WWW このサイト内
Copyright © CLUB Que SHIMOKITAZAWA All rights reserved.