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Live Report ライブレポート 2014



2014.3.9
ROCKAGOGO企画 presents CLUB Que20周年『OPERATION MAGOKORO』
騒音寺/KiNGONS/首振りDOLLS
騒音寺-1
騒音寺
騒音寺-2
騒音寺
騒音寺-3
騒音寺
騒音寺-4
騒音寺
KiNGONS
KiNGONS
首振りDOLLS
首振りDOLLS
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祝! 騒音寺20周年!スペシャルインタビューもHPにあるのでそちらもあわせてチェック!今回は、騒音寺主催企画、「Glamorous&Dangerous」と銘打って、2日間のショートツアー。まず最近徐々にライブハウス界隈で浸透してきた北九州が拠点の首振りDOLLS。ヘビーで重たいロックをかき鳴らす3人組。鬼気迫るパフォーマンスと、ソリッドな演奏にのせて3人のグルーブが会場を包み込む。タイムスリップした感覚。その出で立ちも着物、タキシード、ルーズなTシャツと見事にバラバラ。だが曲が始まると同時に同じ方向に走っていく。その熱量が会場内に伝染し、侵食していく。一気に空気を変えれるバンド。なかなか都内で見る機会がないかもしれないが、今のうちに是非体感してもらいたい。そして宇都宮の暴君KiNGONS。このバンドのテンションは、天井知らず。メンバーそれぞれが気合を入れてステージに上がった瞬間から、彼らのステージが始まる。怒涛のライブ。今日は、入り時間に入れずリハーサルが出来なかった。でも彼らにとってその事実とライブは、全くと言っていいほど関係がない。ひとたび音を出した瞬間から一気にスパーク。気持ちがいいぐらい、振り切れている、明日死んでもいい、そんな覚悟を持ってステージに上がり、お客さんと対峙する。パンク、ロックンロールを吸収した音楽が心地よい。2番手にも関わらず会場内はマックスを迎えたかのように思えた。そして大トリ、騒音寺。演奏力、存在感、ステージング、どれをとっても日本を代表するバンドだ。バンドの根底にはブルース、歌謡曲、ビートルズ等、決して新しいとは言えない音楽がある。ただひとたびこの4人が演奏すると、最新型人力ロックンロールに変化する。まさしくそのステージで自分たちの生き様を見せるために生きている、と言っても過言じゃないだろう。4人編成になり、よりソリッドにやることが明確に伝わってくるようになった。CLUB Queにとっても、そしてこれからも長く繋がっていくだろう3組の競演。楽しかった宴の後の放心感が心地よかった。
[文/マサアキ 撮影/大出丈仁]
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