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Live Report ライブレポート 2014



2014.4.4
【卒業ライブ】~女子高生バンド、卒業。でも、たんこぶちんロックはつづく。~
たんこぶちん -oneman-
たんこぶちん-1 たんこぶちん-2
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唐津発の女子高生バンド、たんこぶちん。彼女達が、高校卒業ライブを行った。開演前からサイリウムがあちこちでキラキラしていてライブハウスではないみたい。待ちに待って登場。一曲目は、1st full albumから「ドレミFUN LIFE」。イントロからサビまで一回聴いたら忘れられないメロディーと歌詞に思わず、口ずさんでしまう。想像していたよりずっと演奏力があってバンドとしてレベルが高い! 聞いたらなにせ小学校から不動のメンバーでやって7年。ある種、ベテラン? そして彼女達の曲の総てに共通する事だが、高校生の等身大の気持ちが歌詞にこめられていて、同年代の人も昔の高校生だった人も共感できるのではないか。中でも「走れメロディ」は卒業したばかりの彼女達から見た地元唐津での高校生活の思い出が甘酸っぱい名曲である。ワンマンライブという事でこの日のための企画が用意されていたようで、メンバー各々の指命?のお披露目の時は、会場全体が暖かい雰囲気に包まれて微笑ましかった。メンバー紹介の時に、カメラマンの紹介があったり、MCの時の唐津弁やデス声での曲紹介(※「うじうじ」の時)ではとてもアットホームな盛り上がりを見せていた。高校卒業というセンチメンタルな感じは無く、バンド結成7年の記念アルバムを引っ提げて、音楽生活を続けていく前向きさを感じられる公演であった。曲を重ねる毎に会場の盛り上がりはどんどん上がっていく。これからの予定も続々決まっているという嬉しい告知。そして、映画主題歌に決まったという「タフガール」を演奏。アンコールを含め、あっという間だった。これからの彼女達の成長、進化が楽しみで、期待が膨らむライブだった。
[文/藤井美奈 撮影/栗田香那]
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