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Live Report ライブレポート 2014



2014.7.19
"20周年no夏ノ陣!“RETURN TO NATURAL VS SERIES”"
ジェッジジョンソン/LOOPUS
ジェッジジョンソン-1
ジェッジジョンソン
LOOPUS-1
LOOPUS
ジェッジジョンソン-2
ジェッジジョンソン
LOOPUS-3
LOOPUS
ジェッジジョンソン-3
ジェッジジョンソン
LOOPUS-2
LOOPUS
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さて、この日はジェッジジョンソンとLOOPUSの2マン。ジャンルが異なれば世代もキャリアも違う2組の共演ということで、予測不可能。ドキドキのなか幕が開け先攻は、ジェッジジョンソンは、疾走感溢れるミドル・チューン「HEADLINER」から、キャッチーなダンス・ナンバーを次々と披露。まるで4つ打ちフルコースと言わんばかりのノリのいい曲ばかりで、体がうずうずして自ずと揺れてしまう。後半は、バッキバキのエレクトロを核にしたナンバーにシフト。ボリューム感のあるボイスエフェクトとエネルギッシュなプレイは、異次元に誘うかのような熱量を放っていた。ラストは、夏らしさを感じさせる華やかなシンセと骨太なバンド・サウンドを交錯する「夜をこえて」でLOOPUSにバトンを繋いだ。妖しさを纏うような全身黒でまとめたスタイルで登場のLOOPUSは、パワフルなビート・ロック「Jesus Vice」から、独創的な歪みを生かしたナンバーをプレイ。MCで語られたがLOOPUSのQue初出演は、1997年のこと。宙也(Vo.)は“暗―い盆踊りだと思ってください(笑)”と言ってみせたが、当時からのダークかつ耽美な音色と佇まいで空間をシリアスに彩るのはさすが。否応なしに幻想的な闇の世界に引き込んでいく。イントロのピアノの同期が印象的な「Unknown2World」から、ダンサンブルなロック・チューン「Biorising」まで多様なナンバーで盛り上げる。終盤、王道ロック・チューン「G-macine」では拳があがりコール&レスポンスでハードにキメ込んだ。アンコールでは、バンドにとって大事な名刺がわりとも言えるメジャー・デビュー・シングル「Soulmate」を披露して〆。まるで“陰”と“陽”のような、2組の異なる“アンダーグラウンド”が入り混じった最後まで異色を楽しめる夜だった。[文/大島あゆみ 撮影/藤本美紀子]
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