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Live Report ライブレポート 2014



2014.12.14
"Que20th記念『OPEATION MAGOKORO』大木兄弟生誕49周年記念"

Theピーズ/TOMOVSKY
TOMOVSKY
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Theピーズ
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TOMOVSKY
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Theピーズ
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TOMOVSKY
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Theピーズ
 
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クリスマス前の定番行事、大木兄弟生誕祭。都内初雪が観測されるほどの寒さとは対照的に、会場は今年も終始あたたかな祝祭ムードに包まれていた。

オンタイムにフラリと現れたのはTOMOVSKY。星形タンバリンを高く振り鳴らし、「ごはんですよ~!」とまるで犬猫を呼び寄せるようにメンバーを召喚。笑い声の中、兄のはる(Ba.)、サードクラスはかまだ(Gu.)、大塚(Key.)、クメムラ(Dr.)のお馴染みバンドセットで1曲目「ハッピーバースデートゥーユー」を演奏。超満員のフロアも“ハッピーバースデーディア大木兄弟~♪”と即興の替え歌で双子をお祝い。そのまま本邦初公開の新曲「ぴちぴちの49歳」(笑)、「骨」、「ムカシミタイニハアソベナイ」とフルスロットルで飛ばし、「我に返るスキマを埋めろ」「スポンジマン」「歌う49歳」の鉄板最終ブロックまで、アットホームな空間を提供。

後攻はTheピーズ。序盤「血の丸」でギターの音が出なくなり“参ったなー!”を連発する安孫子(Gu.)だが、そんなトラブルはどこ吹く風。自作真空管エフェクターバキバキの歪みサウンドと、唸りまくるチョーキングが竜巻のように旋回。「底なし」「赤羽ドリーミン」とタテノリのロック・ナンバーから「バカのしびれ」でアンニュイにまどろむバックビートを鳴らし、「体にやさしいパンク」ではモッシュを巻き起こす。全16曲を強靭な3ピースでプレイし、オーディエンスをノックアウト。

アンコール第一部はQue店長・二位さん(Gu.)(兄さんとかけた生誕祭ギャグ)を交えた「やりきれない気持ち」「ルイジアンナ」「ファンキー・モンキー・ベイビー」のキャロル3連発。ミラーボールが回り、ロウソクを立てたホールケーキが出てくるサプライズに、祝賀ムードは否応なしに高まってゆく。

アンコール第二部はビートルズあり、ゴダイゴありのカバー祭り。最後はすっかりサンタコスが板についた佐藤シンイチロウ(Dr.)が指揮をとり、ジョン・レノン&オノ・ヨーコ「Happy Xmas (War Is Over)」を演者全員でセッション。大団円のラスト。

来年はふたり合わせて100歳のツインズ。音楽界のきんさんぎんさんになる日は近い!
[文/宮本貴子 撮影/栗田香那]
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