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Live Report ライブレポート 2014



2014.12.31
"A.F.D Que's COUNTDOWN 2015-1st Amazing"

THE PRIVATES/THE NEATBEATS/The YUTARO BAND
BOZE STYLE/それでも世界が続くなら
BOZE STYLE
BOZE STYLE
それでも世界が続くなら
それでも世界が続くなら
The YUTARO BAND
The YUTARO BAND
THE PRIVATES
THE PRIVATES
THE NEATBEATS
THE NEATBEATS
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2014年もいよいよ大詰め、年の締めくくりに相応しいアーティストがQueに集結した大晦日。間もなく迎える新年まで楽しい時間を過ごそうと、第一部から多くのお客さんで賑わっていた。トップバッターは、BOZE STYLE。ピカッと光る電飾付きの衣装を身に纏うメンバーと観客が持っているペンライトでのっけから華やか、ボウズを題材にしたユーモラスな曲で笑いを誘う。「あ、ずれてる」では、ギラギラ輝くミラーボール型のヘルメットを装着!くるくると回り体をはって楽しませてくれた。

ツルツルピカピカなステージから一転、最小限の薄暗い照明のなか、それでも世界が続くならの4人がステージに現れる。一気に沸点まで気持ちを上昇させ、空気に切り込みを入れるように爆音をかき鳴らす。胸がヒリヒリするほどの轟音で一色に染め、鮮やかに爪痕を残していった。

The YUTARO BANDは、オーディエンスを歓迎するようにフロアに降りてお手製のフラッグを配り、底抜けに明るいロック・サウンドを奏でていく。夏が恋しくなるほどポップ・チューン「歌とダンスで」をはじめ、ハツラツとしたゆうたろう(Vo.)の歌声とゴキゲンなグルーヴに合わせ、オーディエンスは体を揺らし熱気は上昇。ちなみにハル(Ba.)はこの日、BOZE STYLEのサポートもありすでに2度目のステージ(さらに第三部、セカイイチでの出演も!)だったのだが、楽し気、そして汗だく!笑顔が絶えない、ハッピーなライヴを繰り広げた。

1月に結成30周年ライヴを目前に控えるTHE PRIVATES延原達治(Vo.Gu.)は、“栄光の2015年がやってくるぜー!”と叫び、勢いよくロックンロールを転がしていく。すべての照明を落とした「Boogie Go Go」など、存分に披露し “第一部で燃え尽きろ!”と煽りの通りアグレッシヴなライヴで魅了した。

第一部を締めくくるのは、THE NEATBEATS!THE PRIVATESの熱を受け取るように、“一部ですべて終わらせてやるぜー!23時59分までなー!”とジョークを交えて盛り上げる。昨年は、年明けの朝方だったことから“夕方18時にロックンロールて、子どもか!”と笑いを誘いつつも、たっぷり14曲を披露。ラストは「黒いジャンパー」で、第一部で最も音量のコール&レスポンス!キレキレのMCも含めてノンストップで走り抜けた。第一部の時間ギリッギリまで使い、余すところなく楽しませてくれた。

夜はこれからという時間にして超濃密なライヴの連続!もういつ年を越してもいい!そんな気分にさせてくれる第一部だった。
[文/大島あゆみ 撮影/栗田香那]
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