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Live Report ライブレポート 2015



2015.3.7
"スキップカウズ presents 若手とおっさん~young man and old guy~"

スキップカウズ/忘れらんねえよ
スキップカウズ
スキップカウズ
忘れらんねえよ
忘れらんねえよ
セッション
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スキップカウズ主催ライブ、若手とおっさん、彼らならではの刺激的なツーマンイヴェント。

まず若手代表、忘れらんねえよ。客電が落ち、ステージに2人?と思ったら、いきなりお客さん入場口から登場、ハンドマイクで客席をあおりながらステージに登るボーカル柴田。約一年ぶりのCLUB Que、ここ数年で彼らを取り巻く環境は激変した。大きな会場もソールドアウト、地方でも屈指のライブバンドと対決。実力も知名度も一気に飛躍。「僕らチェンジザワールド」、「Cから始まるABC」といった代表曲を立て続けに披露。彼ららしいアグレッシブな新曲、「ばかもののすべて」も披露。会場は笑顔と汗に包まれた。自身が言うようにパンクロックという音楽ジャンルかもしれないが、3人のキャラクターのせいか憎めず、どこか笑ってしまう、そして元気になる曲が多い。人が一生懸命何かをしている姿は、感動させる力がある。心の叫び声を上げる、忘れらんねえよ、まだまだ彼らの叫びは続いていくだろう。

そして御大スキップカウズ。何せ結成25周年、メンバーチェンジやら一時休止はあったものの、活動をずっと続けているバンド。こちらも御大というよりは、兄貴といったキャラの4人組。彼らのライブにも笑顔がつきもの。見るものを笑わせ、元気にしてくれる。一曲目の「チャック全開」から全開。イマヤスの伸びやかで甘い声、歌謡曲からファンク、ギターロックまで幅広いジャンルを、スキップカウズ流にアレンジ。御馴染み"スキンシップタイム"では対バンのメンバーもホールに登場し、スキンシップされていた。笑いもあり、元気にもしてくれる楽曲たちの中には、男の哀愁が漂う曲もあり、その幅の広さが25年目でもまだまだ活動している要因のひとつだろう。メロディも強く、演奏がばっちり、しかもステージが楽しい、となったらまた見たくなるのは自然の摂理。決して若手には出せない魅力をかもし出していた。

お互い胸を借りているわけではなく、ガチンコでの対決。心地よい疲労と笑顔、そして明日への活力が湧き出てくるような、充実したイヴェントだった。
[文:CLUB Que STAFF 撮影:Azusa Mochida]
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