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Live Report ライブレポート 2016



2016.9.30
"草加の嵐 BIG CIRCUS # CLUB Que 22nd ANNIVERSARY SERIES"
ハックルベリーフィン/初恋の嵐
初恋の嵐ゲストボーカル> 岩崎慧(セカイイチ)、クボケンジ(メレンゲ)
初恋の嵐ゲストミュージシャン> Gu:木暮晋也(Hicksville)、Gu:玉川裕高、Key:高野勲
ハックルベリーフィン
ハックルベリーフィン
クボケンジ(メレンゲ)
クボケンジ (メレンゲ)
ハックルベリーフィン
ハックルベリーフィン
岩崎慧(セカイイチ)
岩崎慧 (セカイイチ)
ハックルベリーフィン
ハックルベリーフィン
初恋の嵐
初恋の嵐
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 生命力あふれるダイナミックなサウンドで、爽やかな風をフロアに呼び込んだのは、先手のハックルベリーフィン。彼らと初恋の嵐の隅倉弘至(Ba)は約20年、初恋の嵐結成前から付き合いがあり、MCでは共演時に起きたハプニングなど、今だから言えるエピソードで笑いを誘った。サイケデリックなナンバー「will」では、圧巻のプレイが生み出すフロアを飲み込むような音の渦、そして混沌の中に凛と映える佐久間勉(Vo.Gu)の歌声の美しさに歓声が上がる。そしてラストは心温まるミディアムチューン「さざなみ」を披露した。
 続いては、初恋の嵐。まずは隅倉がボーカルを行った「それぞれの結論」。じんわり沁みるサウンドに、一気に引き込まれる。前半のゲスト岩崎慧は、隅倉と織り成す素晴らしい声のアンサンブルや、エモーショナルに歌い上げた「Untitled」など、パワフルな歌声で圧倒した。「君が待つ場所」は鈴木がボーカルを担当し、郷愁に駆られる素朴で温かな歌声で魅了。後半はクボケンジが登場、澄み渡るような歌声にうっとりしてしまう。「真夏の夜の事」では雄大に、「初恋に捧ぐ」では軽やかに、「ジョイント」ではクールに、と楽曲ごとに異なる表情を見せる表現力もさすがだ。両名とも客演の領域を超えた魅力を感じさせたのは、岩崎とクボの歌ヂカラ、そして楽曲のメロディーセンスの賜物だろう。本編ラストでは、再び隅倉ボーカルの「どこでもドア」で、ドラマチックに締めくくった。
 アンコールは、定番化しつつある「touch」。曲中のゲストコーナーでは、この日の出演者を一人ずつ呼び込む。ハックルベリーフィンの3名はそれぞれアドリブソロを披露したり、岩崎はフリースタイルで観客を煽るなど、大熱狂! グルーヴィなサウンドに観客は体を揺らし、大盛況で幕を閉じた。
[文:神保未来/撮影:藤本さーもん]
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