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Live Report ライブレポート 2016



2016.12.24
"Getting Better ~20th Anniversary Party”BASIS FINAL”[Xmaspecial'16]~ Getting Side"
POLYSICS/THE DIDITITS
DJ> 片平実(Getting Better) / VJ> waY
POLYSICS
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THE DIDITITS
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POLYSICS
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THE DIDITITS
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 今夜は、20周年を迎えたGetting Betterのクリスマススペシャル。オープンと転換時には、主催・片平実がDJを担当。布陣の前に「Chainsaw Christmas/Last Days of April」など、クリスマスに相応しい楽曲をはじめ、気持ちが高まるナンバーを繋ぎ観客を迎え入れた。
 先攻のTHE DIDITITSは、2015年に結成された元PENPALSハヤシムネタカ(Vo)が率いる5人組バンド。女性ドラマーSAORIの、パワフルなドラムが先攻する疾走感溢れるナンバー「WRONG」からライヴをスタート。明るくてカラッとしたギターと、ハスキーなハヤシの歌声が絡む「BOYS&GIRLS」など、メロウな楽曲を立て続けに披露していく。10月に初の全国流通版となる1stEPをリリースした彼らのサウンドは、90年代?00年代のオルタナ・グランジを思い起こされる豊かな音色。思わず振りかえりたくなるなか、ハヤシが“同じ苗字なんだけど、ハヤシくん(POLYSICS)とは大学生の頃からの付き合いで。ここ(Que)で出会って、またこうして一緒にやれるのは嬉しいです”と話した。終盤には“90年代の頃をイメージした曲”と紹介し「KILL ME」を披露し、最後に「CALLING OUT」と優しくもダイナミックなサウンドを届けて締めくくった。
 後攻のPOLYSICSは、お馴染みのSEに鈴の音を重ねたスぺシャルバージョンで登場。粋な演出で早々に観客を沸かせ、ハヤシヒロユキ(Gu.Vo.Syn.Prog)の“TOISU!”の挨拶にプラスして、“Getting Better、20周年おめでTOISU!”と叫ぶと「Moog is Love」から超高速ビートで爆走を始める。1秒たりとも客を立ち止まらせないハイな演奏が続くなか、ハヤシとフミ(Ba.Vo.Syn)がボーカルを取る「Young OH! OH!」とコール&レスポンスを交えながら進行していく。MCでは、実は今日がGetting Betterに初出演ということやTHE DIDITITSとツーマンをするキッカケも話されたのだが、両者ハヤシで話しがわかりづらくなりフミが、“ムネくん、ヒロくん(笑)”と言うとすかさず観客から“ヒロくーん!”と呼ぶ声が響いた。後半は、「MEGA OVER DRIVE」など、さらにハードなアンセムを畳み掛け、モッシュ&ダイバーが続出! カオスな盛り上がりを見せるなか、ラストの「Shout Aloud!」では、ハヤシのサングラスが外れるほどの熱狂ぶりだった。
 アンコールで3人が登場すると、その調子で大暴れ! 「Let’s ダバダバ」では、ハヤシがマイク片手にフロアに降りて観客にマイクを向け、続けて「Buggie Technica」と駆け抜けた。ここで一度終演を迎えたが、深夜は通常のオールナイト公演へ。ハヤシ(POLYSICS)もゲスト出演し、イヴの夜は朝まで賑やかに続いた。
[文:大島あゆみ/撮影:栗田香那]
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