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2016.12.29
"K.O.G.A COVER NIGHT 2016 WHITE SIDE" ・華吹雪 (HARD ROCK cover) [水戸華之介(水戸華之介&3-10chain)、和嶋慎治(人間椅子) 内田雄一郎(筋肉少女帯)、ナカジマノブ(ドミンゴス,人間椅子)] ・科楽特奏隊 (特撮ヒーローcover) [タカハシヒョウリ(オワリカラ)、 大内雷電(夏の魔物,(M)otocompo) ナカムラリョウ(ナカムラリョウと前未来、ex.throwcurve)、おかもとえみ(フレンズ) マスダシン(ゲスバンド)] ・不毛地帯 (安全地帯cover) [山田ススム(BOZE STYLE)、ニコラスケイ(ネモトラボルタ)、枕本トクロウ(太陽の塔) うかちん(ex.the ARROWS)、山口幸彦(ハックルベリーフィン) 千井塔子(ex.プロペラ)、ピストン大橋(ex.ウラニーノ)] ・ノムラ一人、紅白歌合戦 [ベンジー野村(ノムライズ)] ・愉快なモンキーたち (THE YELLOW MONKEY cover) [アップル斎藤と愉快な仲間たち] 司会＞ 二位徳裕／森西亮太
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毎年恒例のカバーナイト。初日の司会を務めるのは、Que元店長二位徳裕と森西亮太（サクラメリーメン）。本日の出演バンドの紹介と本日欠席の主催古閑さんからのメッセージ動画を流し、早速トップバッターの科楽特奏隊を呼び込んだ。特撮ヒーローの楽曲をカバーした科楽特奏隊は、全員がポケモンのキャラに扮して登場。途端に下北にコミケの風が吹き込んだ。そして「めざせポケモンマスター」「ポケモン言えるかな？」などを難易度の高そうな楽曲を次々と披露した。そしてポケットに収まらないモンスターは好きですか？ と今年ヒットした映画「シン・ゴジラ」の挿入歌もプレイ。日本のポップカルチャーを愛する彼ららしい選曲で盛り上げた。 続いては、THE YELLOW MONKEYをカバーした愉快なモンキーたち。本家は今年再結成を果たし昨夜も武道館公演を行ったばかりというなか、90年代のイエモンを意識した派手な衣装でビシッと決めて現れた彼らは「SPARK」「悲しきASIAN BOY」など名曲を次々と演奏した。ラストは「みんなの声を聞かせてくれ！ （アップル斎藤）」と叫び「LOVE LOVE SHOW」を熱唱して締めくくった。 3番手は、なんと2月5日（日）にQueでワンマンを行うことが決定しているベンジー野村によるノムラ一人、紅白歌合戦。声が浅井健一に酷似のベンジー野村は、BLANKRY JET CITYの「Sweet Days」をはじめ、紅白歌合戦ということで歌謡曲を披露。そのバラエティ豊かな選曲やまさかのゲスト？ で、笑いを掻っ攫っていった。終演後も抜かりなくベンジー野村はベンジー野村であり、観客を大いに楽しませた。 和んだ空気の後は、BOZE STYLEのメンバーらによる安全地帯をカバーしたその名も不毛地帯。1曲目の「ワインレッドの夜」のイントロから笑いを取りつつ、80年代?90年代の雰囲気をたっぷりにクオリティの高い演奏で「熱視線」や「じれったい」をプレイ。さらに玉置浩二の「田園」も盛り込み、楽しい楽しいライヴを繰り広げる。 トリは、知る人ぞ知るカバーバンド・華吹雪！ ハードロック×日本の歌謡曲を絶妙にシンクロした楽曲に舌を巻くのと同時に、興奮せずにはいられない。「スシ&ロール」（「スシ食いねェ！（シブがき隊）」×「Rock And Roll (Led Zeppelin)」）などを演奏。内田雄一郎（筋肉少女帯）は体調不良で声は掠れ足取りはヘロヘロの状態で、実はライヴが出来るかピンチだったと明かしたが変わらぬ演奏で、アンコールまでバッチリとライヴを見せ最後は、「お祭り忍者」でお祭りのフィナーレを飾った。 [文：大島あゆみ／撮影：山中善正]
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