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Live Report ライブレポート 2017



2017.4.19
"THE PRIVATES vs ドミンゴス"
THE PRIVATES/ドミンゴス
THE PRIVATES
THE PRIVATES
ドミンゴス
ドミンゴス
THE PRIVATES
THE PRIVATES
ドミンゴス
ドミンゴス
THE PRIVATES
THE PRIVATES
ドミンゴス
ドミンゴス
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 クラブキュウではお馴染みの2組が共演。先に登場したドミンゴスは、ブラックミュージックなどルーツを感じさせる陽気なナンバーで盛り上げていく。4人の演奏は自由奔放に聴こえながらも、リズムのタテやキメがしっかり揃ったグルーヴ感のあるバンドサウンド。コミカルなキャラクターが全開のMCやステージパフォーマンスなど、観客を楽しませることに長けたステージだ。一方で、ふと「実はライブは憂鬱なんだ。」と漏らした吉田一休(Vo.Gu)。それでも彼がステージに立つのは、彼らの音楽の核となっているお客さんを楽しませることが実感できるからこそだと言う。そんな彼の想いに応えるように、観客は目一杯ライブを楽しみ、フロアはますますハッピーな雰囲気に。最後の「あの娘はビタミンC」では恒例のアメ投げやゴム手袋風船割りが行われ、最後まで笑顔が絶えることはなかった。
 続いてはTHE PRIVATES。否応なしに血が沸き立つ、爆発力のある珠玉のロックンロールナンバーを連投。MCでは時事ネタを交えたブラックジョークを挟む場面もあったが、「久しぶりに陽気なドミンゴスと一緒にできて楽しいです。」と、延原達治(Vo.Gu)は嬉しそうに語る。世間が暗い雰囲気に包まれても、日常ではつらいことや苦しいことがたくさんあっても、彼らのライブに来ればすべてを吹っ飛ばしてくれる。そう言わんばかりの熱いステージで、中盤で早くもフロアの熱気は最高潮に! さらに「BOOGIE GO GO」では会場の照明をすべて消し、暗闇の中で演奏。真っ暗な中でも彼らの鳴らす音の感触や、観客が気ままに体を揺らし踊る空気の動きが伝わってくる。とても不思議で、ドキドキする感覚だ。最後は「DANCE」で締めくくろうとするが…終演後のSEが流れても拍手は鳴りやまず、急遽アンコールで「SWEET SOUL STEP」「SUNSET WASTELAND」を演奏。平日とは思えない盛り上がりを見せて幕を閉じた。

[文:神保未来/撮影:山中善正]
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