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Live Report ライブレポート 2017



2017.4.23
"オワリカラ カメダタク企画"
オワリカラ/Rei/石崎ひゅーい
オワリカラ
オワリカラ
Rei
Rei
石崎ひゅーい
石崎ひゅーい
オワリカラ
オワリカラ
Rei
Rei
石崎ひゅーい
石崎ひゅーい
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 オワリカラのカメダタク(Key)による企画「真昼のミステリーセッション」。まずはオワリカラが登場し「teardrop」でスタート。ゆるやかなリズムのサイケポップなサウンドに、タカハシヒョウリ(Vo.Gu)の艶っぽいシャウトが乗る。続くエレクトロ風な「ドアたち」と、初期オワリカラを魅せたところで、早速ゲストの石崎ひゅーいを呼び込んだ。
 オワリカラをバックに「夜間飛行」「3329人」を、どうにもならない現実に悶えるような歌詞を情熱的に歌い上げる。弾き語りで披露した「さよなら、東京メリーゴーランド」をカメダは“石に書かれた言葉を見ているみたい”と独特の賛辞を送った。「花瓶の花」では“君をやっとみつけたんだ”と訴えかけてくる言葉が心に響く。カメダとの共演も素晴らしかった。
 次のゲスト、Reiにバトンタッチ。ギターを抱えた少女が「Cinnamon Girl」を歌い出すと空気がガラリと変わり、爽やかなロックの風が吹いた。パーティーチューン「Route 246」ではReiの高音シャウトも決まり、オワリカラとの相性抜群でフロアも大盛り上がり! 「BLACK BANANA」に続き、「踊るロールシャッハ」でも最高のギターセッションに酔いしれた。
 最後はオワリカラ。初期のデモ収録の渋いサイケナンバー「泣かないで」、ライブで一回やったのみのドリーミーポップな「YASASHII」と、メンバーも忘れていたレアな名曲シリーズを展開。最後は、現在のオワリカラのモードを示した新曲「ラブリー」で場内をサイケの渦に巻き込み、アンコールはゲストも参加した「Q&A」で、それぞれの個性を遺憾なく発揮したライブは華やかに幕を閉じた。

[文:下村祥子/撮影:栗田香那]
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