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Live Report ライブレポート 2017



2017.9.20
CLUB Que Shimokitazawa Twenty-third Anniversary [THE TOKYO 23]
"『ナカジマノブ博2017~ビバ!51歳!!どこを切っても俺!!!』
出演バンドのすべてのドラムがナカジマノブです!!"

BOZE STYLE & GOMOS [枕本トクロウ、山田ススム、ニコラスケイ、うかちん、合津スクホク☆亮也、小林直人、渡辺拓、ハル.、ナカジマノブ]
枕本バンド [枕本トクロウ、松本タカヒロ、ハル.、ナカジマノブ]
THE ゆうたろうバンド [ゆうたろう、ニコラスケイ、ハル.、ナカジマノブ]
華吹雪 [水戸華之介、和嶋慎治、内田雄一郎、ナカジマノブ]
BOZE STYLE & GOMOS
BOZE STYLE & GOMOS
枕本バンド
枕本バンド
THE ゆうたろうバンド
THE ゆうたろうバンド
華吹雪
華吹雪
アンコール
アンコール
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 ナカジマノブがドラムを叩くバンドが大集合する、毎年恒例の誕生日ライブ。51歳の誕生日当日となるこの日、最初に登場したのはスキンヘッドが特徴のBOZE STYLE。光るジャケットやメガネを装着し、薄毛に関するユニークな歌詞のナンバーを歌い踊る。そのバックを固めるGOMOSはパワフルなプレイで魅せ、視覚と聴覚で楽しめるステージングだ。「あっずれてる」では観客も一緒になって踊り出し、華々しい幕開けとなった。
 枕本バンドは、演奏前にユルいトークを繰り広げ、会場の空気を自分たちの色に。枕本トクロウ(Vo.Key)のよく通る声と楽器隊のコーラスのアンサンブルが心地良い「ローズマリー&タイム」を披露すると、穏やかな空気が会場を包む。かと思えば、楽器隊の迫力あるプレイが魅力の「枕本バンドのテーマ」で一気にヒートアップ。最後にオリジナルの誕生日ソング「Happy Birthday」で「ノブさんハッピーバースデー」とメンバーが歌うと、ナカジマは笑顔でドラムを叩いていた。
 3組目は、The ゆうたろうバンド。観客全員に旗を配り、盛り上がる準備は万端! 「コピーバンド」で初っ端から飛ばしていく。間奏ではゆうたろう(Vo)が「毎年9月20日の俺のスケジュールは埋まっています!」と嬉しそうに叫ぶ。「歌とダンスで」を誕生日を祝う替え歌にして歌うと、ナカジマは「嬉しすぎて声が枯れちゃったよ!」とハッピーな様子だ。ご機嫌なナンバーを引っ切りなしにぶつけ、フロアを煽り続けた。
 トリは華吹雪。誕生日らしからぬ「キル・ザ・億千万」など、あえて祝わないスタイルで突き進むあたりにも、彼らの仲の良さがうかがえる。圧巻の演奏力とパフォーマンスには言葉が出ない。終盤、水戸華之介(Vo)の「後輩たちがどうしてもと言うので...ザ・ケーキ!」という掛け声で登場したのは、誕生日ケーキと、黒い唐揚げを積み上げた“唐揚げケーキ”(笑)! 水戸が「ハッピーバースデートゥーユー」を歌うと、観客は事前に配られていたクラッカーを鳴らす。ナカジマが嬉しそうに何度も「ありがとうございます!」と声を上げ、ラスト「青春バーン」で会場の熱は最高潮に達した。
 アンコールでは、4時間ドラムを叩き続けていたナカジマが「まだまだ叩き足りないぜー!」と元気に登場。出演者全員をステージに呼び、「契り」を大合唱して締めくくる。各バンドなりのお祝いの仕方は微笑ましく、ナカジマノブへの愛が伝わる、温かく楽しいライブだった。

[文:藤原未那 (FAMiLIES)/撮影:山中善正]
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