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2018.1.20
"なおこと一郎。『Breath! Whisper! Shout! 2018.1』" なおこと一郎。[浜崎なおこ(レプリカ)+田中一郎(甲斐バンド/ex.ARB)] -oneman- 画像をクリックすると拡大表示で閲覧できます。
今年デビュー30周年になるREPLICAのボーカル"浜崎なおこ"。そして40年前にデビューし、当時のエネルギー溢れるトラブルドキッズ達をとりこにしたARBの立ち上げギタリスト、現在は甲斐バンドやソロでも活躍する"田中一郎"による豊富な経験を持つ二人のユニット“なおこと一郎。"。 この日はたった二人でバンド編成を上回るパワーと新しい試みの詰まったワンマンライブであった。その前半戦は趣向を凝らした、かつて無いシチュエイション。ステージに登場した二人と客席の間には、普段あるはずのマイクはなく、生声、生ギターの生音でライブがスタート。 「二人が揃うとマイクの準備をする前に演奏が始まって、そんな時にすごくいい歌が歌えたりする」。そういう演奏をどうにかお客さんにも届けたいという思いから生まれたアイディア。「すごくワクワクしている、まるでバンドを始めた頃のようだ」と浜崎がMCで喋っていた。 一本のアコースティックギターとヴォーカルだけ。一見簡単なステージのように見えるが、客席へのサウンドはそのシンプルさからは想像できないほどに大きく深く伝わって来る。 あらゆる空気の振動を直接届けるために、いろいろな手を尽くし行われているのが感じられる。 この日のPAオペレーターの古川はCLUB Queが出来た当初から音を作ってきた人物で、実はARBが新宿ロフトでやっていた頃にはロフトで働いていたという男なのだが、打ち合わせの結果"iso max"という小型のコンデンサーマイクを数個仕込んで臨んだという。 (※画像にて参照) とはいえ、ライブハウスの音量としては大きいわけではない。だけどもすごく静かな森の中にいたら、人間の耳と言うのは川が流れる音はざわめくように聞こえてくるし、木の葉のゆれる音には怯えてしまうほど大きな音としてとらえる、今日のライブもそうだ。徐々に研ぎ澄まされていく我々の耳に、田中一郎のワイルドで繊細なギターへの接触は、その瞬間毎に全てサウンドへと変換され、浜崎なおこの呼吸が混ざると音楽になる。 前半戦ラストは「Piece Of My Heart」。力強く直接客席へ投げかけた。 後半戦ではマイクを使用してのライブとなり田中一郎がボーカルをとる「星空」「hip shake hip」なども披露。 終盤には、The Infections時代の名曲「燃え尽きる太陽」や、REPLICAのデビューシングル「Sugar baby's growin'」で歓喜に包まれ大団円となった。 歌とアコースティックギター、シンプルだが深みもパンチも効いたこのユニット、“なおこと一郎。"のライブは是非体験して欲しい。 [文:CLUB Que 福田政博/撮影:山中善正] なおこの日、諸事情によりに発売延期になった最新アルバム『Breath!Whisper!Shout!』は、3月11日のCLUB Queでのライブで、無事に発売されることが決まりました!! ※CLUB Que WEBSITEすべてのコンテンツに使用されている画像の無断転載は禁止です。
03.11[SUN]
"電気がなくても唄はうたえる!~SUNDAY SPECIAL~" なおこと一郎。[浜崎なおこ(レプリカ)+田中一郎(甲斐バンド/ex.ARB)]/田渕ひさ子(toddle/ex.NUMBER GIRL) 藤島美音子(Swinging Popsicle/Alma-Grafe)/海月ひかり OPEN 17:30/START 18:00 ADV.¥3,000/DOOR.¥3,300 [1D別] Que 16:00~22:00 発売中 LAWSON [70250]・イープラス 発売中 LivePocket [https://t.livepocket.jp/e/que_0311] 発売中 ※Welcome Drinkとして電気ブランを先着20名にプレゼント |
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